マスタードシード株式会社は、80PLUS Gold認証のプラグイン式電源「STRIDER Gold」シリーズ4モデルを11月末に発売する。価格はオープンプライス。
電源負荷が20~100%の状態において、変換効率が87~90%以上を達成できる80PLUS Gold認証を受けた電源。メイン用20+4ピンを含むすべてのケーブルでプラグイン式を採用。小さいケースなどで使う場合は、オプションでショートタイプの電源ケーブル「SST-PP05」を利用することで、エアフローや配線による干渉を改善できる。
また、12Vラインを1系統に集約し、マルチCPUやマルチビデオカードの利用を想定した。さらに、出力電圧を±3%以内に抑えた低リップル&ノイズ設計や、負荷に応じて回転数を変更する135mm角の静音ファンなどを採用する。
750Wモデル「SST-ST75F-G」の店頭予価格は19,980円前後の見込み。各ラインの出力は、+3.3Vが22A、+5Vが25A、+12Vが62A、+5VSBが3.5A、-12Vが0.3A。コネクタはメイン用20+4ピン×1、12V用4+4ピン×2、PCI Express用6+2ピン×2、同6ピン×2、ペリフェラル用4ピン×6、FDD用4ピン×2、SATA用×8。
850Wモデル「SST-ST85F-G」の店頭予想価格は22,980円前後の見込み。750Wモデルから+12Vの出力を70Aに強化した。そのほかの仕様はほぼ同じ。
1,000Wモデル「SST-ST1000-G」の店頭予想価格は26,980円前後の見込み。850Wモデルから+3.3Vを25A、+12Vを83Aに強化し、PCI Express用6+2ピンコネクタを2基追加した。そのほかの仕様はほぼ同じ。
1,200Wモデル「SST-ST1200-G」の店頭予想価格は30,800円前後の見込み。1,000Wモデルから+12Vを100Aに強化し、PCI Express用6ピンを2基、SATA用を8基追加した。そのほかの仕様はほぼ同じ。
本体サイズは共通で、150×180×86mm(幅×奥行き×高さ)。
(2010年 11月 8日)
[Reported by 劉 尭]