OCZ、500MB/secのSandForce製新コントローラ搭載SSD「Deneva」
~企業向けシリーズで2011年第1四半期に投入

10月7日(現地時間)発表



 米OCZ Technologyは7日(現地時間)、SandForce製コントローラを搭載したSATA 6Gbps対応の企業向けSSD「Deneva」を第4四半期にサンプル出荷、2011年第1四半期に量産開始すると発表した。

 採用されるコントローラは、SandForceの「SF-2000」と呼ばれる新しいもので、SATA 6Gbpsに対応。NANDフラッシュは、30~20nm世代のSLC、MLCおよびeMLCを搭載。これにより、転送速度は500MB/sec、4KBのランダムライトIOPSは60,000に達する。

 高性能を必要とする企業向けの製品で、インターフェイスはSATA、SAS以外にPCI Expressや、独自のHSDLのものも用意し、1.8インチや3.5インチ、またカスタムサイズでの製造も行なう。

(2010年 10月 8日)

[Reported by 若杉 紀彦]