8月17日 発表
IDC Japan株式会社は17日、2010年第2四半期(4月~6月)の国内に置けるクライアントPC出荷台数を発表した。
これによれば、出荷台数は前年同期比13.5%増の366万台となった。内訳は、家庭市場が同13.5%増の196万台、ビジネス向けが同13.4%増の170万台。家庭向けはOffice 2010の発売、ビジネス向けは中小企業に加えて大企業の買い替え需要が増した。
ベンダー別シェアでは、富士通が17.6%と、0.2%の僅差でNECを抜き1位となった。富士通がトップシェアを獲得するのは2009年第2四半期以来。対前年成長率は富士通が23.3%、NECが22.9%。
デルは東芝を抜き、シェア11.1%で3位となったが、家庭向けが不調で、成長率ベースでは-9.7%となった。4位は東芝で10.8%(成長率9.4%)、5位は日本ヒューレット・パッカードで8.9%(成長率は8.9%)。
2010年第2四半期メーカー別シェア(出典:IDC Japan) |
(2010年 8月 17日)
[Reported by 劉 尭]