SST-AP181

　株式会社ディラックは、風の直進性と風圧を高めたファン「SST-AP181」(18cm角)、「SST-AP121」(12cm角)を5月29日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ2,280円前後、1,880円前後の見込み。

　特殊形状なブレードとグリル設計により、最小のファンの回転速度と動作音で、1m先まで空気を推進するのに十分な圧力を生成できる。また、気流を柱状に集中させることにより、効率的な冷却が可能としている。

　SST-AP181は18cm角タイプで、スリーブベアリングを採用。回転数は最小700rpm、最大1,200rpm、有効なエアフロー距離は1.2m～3m、風量は80～130CFM、騒音は18～34dB。厚みは32mm。

　SST-AP121は12cm角タイプで、流体ダイナミックベアリングを採用。回転数は1,500rpm、有効なエアフロー距離は1m、風量は35.36CFM、騒音は22.4dB。厚みは25mm。2段階に速度調節が可能な抵抗入りケーブルが付属する。

SST-ST60F-P

　このほか、80PLUSE BRONZEに準拠した600Wのプラグイン式電源「SST-ST60F-P」も同時発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,980円前後の見込み。

　メイン用24ピンコネクタを含む、すべてのコネクタがプラグイン式なのが特徴。日本メーカー製コンデンサを採用する。各ラインの出力は、+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12V1が42A、+5VSBが2.5A、-12Vが0.3A。コネクタは、メイン用24ピン×1、12V補助用8ピン×2、PCI Express用6+2ピン×1、同6ピン×3、ペリフェラル4ピン×6、FDD用4ピン×2、SATA用×6。

　ファンは13.5cm角で、騒音は19dB～32dB。本体サイズは150×160×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg。