オリンパスビジュアルコミュニケーションズ株式会社は、クリエイター向けの3Dメガネやコントローラなどをセットにした「3D立体視聴キット」を発売した。販売はAmazon.co.jpの同社マーケットプレイスで行ない、価格は14,800円。

使用イメージ

　シャッター式メガネとコントローラボックス、PC用の映像再生ソフトのセット。これまでは同社の推奨ディスプレイとのセット販売のみだったが、単体販売されることになった。これにより、市販の推奨ディスプレイと組み合わせて利用できる。

　動作確認済みの推奨ディスプレイは、iiyamaの「ProLite B2712HDS」、ベンキュージャパンの「E2420HD」と「E2400HD」の3つが挙げられている。公開している選定条件は、解像度800×600ドット/ハイカラー以上(フルカラー推奨)、応答速度8ms以下(白黒6ms以下、中間色2ms以下推奨)、リフレッシュレート60Hz以上(75Hz以上、アナログ接続推奨)。

　現行の液晶ディスプレイであれば、ほぼ動作条件を満たしているが、同社は可能な限り推奨ディスプレイを使い、動作確認していない機種の動作保証はしないとしている。

　付属の映像再生ソフト「OLYMPUS POWER3D Media Player ver.1.5」の対応OSはWindows XP/Vista/7。Vistaは64bitもサポート。3D動画/画像ファイルの再生、2D動画/画像ファイルの擬似3D変換再生、3Dディスプレイ切り替え、リアルタイムの視差調整や2D/3Dの切り替えなどが行なえる。コントローラの接続はUSB。3Dメガネは有線式。