Cooler Masterは、エントリー向けの電源搭載ATXケース「Elite 334 500W」、「Elite 310 500W メタリックグレー」、microATXケース「Elite 342 460W」を発売した。店頭予想価格はATXモデルが9,980円前後、microATXモデルが9,480円前後の見込み。
Elite 334 500Wは、前面メッシュパネルを採用したATXケース。搭載電源は500W。背面に120mm角ファンを1基備えるほか、オプションで前面に120mm角ファンを1基追加可能。拡張ベイは5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6。拡張スロットは7基。本体サイズは187×485×421mm(幅×奥行き×高さ)。
Elite 334 500Wの内部 | Elite 310 500W メタリックグレー | Elite 310 500W メタリックグレーの内部 |
Elite 310 500W メタリックグレーは、ABS樹脂製のフロントベゼルを採用したATXケース。搭載電源は500W。背面に120mm角ファンを1基備えるほか、オプションで前面と側面に120mm角ファン(側面は90mm/80mmにも対応)を1基ずつ追加可能。拡張ベイやスロット数はElite 344 500Wに準じる。本体サイズは191×468×437mm(同)。
Elite 342 460Wは、前面メッシュパネルを採用したmicroATXケース。搭載電源は460W。前面に120mm角ファンを1基備えるほか、オプションで背面に90mm/80mmファンを追加可能。拡張ベイは5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×5(マウンターで4基取り外し可能。拡張スロットは4基。本体サイズは180×440×352mm(同)。
Elite 342 460W | Elite 342 460Wの内部 |
このほか、高性能と長寿命を謳う120mm角ファン「Excalibur」を同時発売する。店頭予想価格は2,980円前後の見込み。
三角の切り口を持つ羽を採用し、通常よりも多くのエアフローを形成できるという。マグネティックボールによる軸受けを採用し、振動を抑えたほか、フレームに3重構造(中心は金属製)を採用することで騒音を抑えられる。
さらに、フレームは蜂の巣状に穴が開いた新機構により、低速回転時のエアフロー向上、高速回転時の騒音を抑えられるという。新設計のバロメトリック・ボールベアリングにより、回転時の摩擦を低減し、約10万時間の寿命を謳う。
回転数は600~2,000rpm±10%、騒音は13~30dB。コネクタは4ピン。
Excalibur | 内部構造 |
(2010年 2月 19日)
[Reported by 劉 尭]