株式会社東芝は、15.6型オールインワンノートの新モデル「dynabook Qosmio V」シリーズを1月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、Core i5-520M(2.40GHz)搭載の「V65/88L」が19万円台半ば、Core i3-330M(2.13GHz)搭載の「V65/86L」が18万円前後の見込み。
1台でPC/TV/レコーダ/オーディオの4役に応えるとする15.6型ノートPCの新シリーズ。PCはCPUにCore i5/i3を搭載し、32bitと64bitを選択できる「セレクタブルOS」を搭載。オーディオはharman/Kardonスピーカーや、Dolbyの「Sound Room」、Wavesの「Maxx Audio」を採用している。
TVおよびレコーダは地上デジタルTVチューナ、SpursEngine、Blu-ray Discドライブを搭載。SpursEngineによる超解像技術、アップコンバート、高速エンコード、BDへの5倍速ダビングなどが行なえる。地デジ録画のBDへのダビングは、ビットレート2Mbps/8倍録画のEPモードから、17Mbpsでそのまま録画するTSモードまで5段階のビットレートを選択できる。
CPU以外の主な仕様は、メモリ4GB、HDD 500GB、BDドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、地デジチューナ、OSにWindows 7 Home Premium、Office Personal 2007を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×4(1ポートはeSATA兼用)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI出力、SDカード/メモリースティック/xD-Picture Card対応スロット、31万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。上位モデルのV65/88LはFeliCaポートも内蔵する。
バッテリ駆動時間は約3.3時間。本体サイズは約387.6×266.8×34.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。
(2010年 1月 18日)
[Reported by 山田 幸治]