プリンストン、ハイエンド向けのペンタブレット
~マウスパッドとして使えるタイプも

Sirius Tablet

12月中旬 発売
価格:オープンプライス



 プリンストンテクノロジー株式会社は、ハイエンド向けのペンタブレット「Sirius Tablet」(型番:PTB-S1BK)を12月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,800円前後の見込み。

 同社のペンタブレットのラインナップでハイエンドに位置づけられるモデル。1,024レベルの筆圧検出に加えて、最高0.00635mmの高精度分解能(ドライバ非インストール時は0.0127mm)や、傾き検出機能などを備え、入力の微妙なタッチを感知できるという。

 左右に10個の「エクスプレスキー」を搭載し、消しゴム機能や「Shift」、「Alt」、「Ctrl」などのキーとして利用できる。さらに、本体上部にスクロールやズームなどが行なえるタッチホイールパッド、10個のマクロを登録できる「マクロキー」などを備える。

 そのほかの仕様は、読み取り範囲が254×152.4mm(幅×奥行き)、精度が±0.25mm、速度が190rps。インターフェイスはUSBで、対応OSはWindows XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降。

 付属品は、ペンスタンド、USBケーブル、替え芯×2、替え芯交換用ピンセットなど。本体サイズは390×265×14mm(幅×奥行き×高さ)。

 このほか、マウスパッドとしても利用可能なペンタブレット「PTB-MT1」、「PTB-MTPV」シリーズを11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,980円前後の見込み。

 PTB-MT1は、入力エリアが152.4×114.3mm(同)、本体サイズが196×190×7mm(同)とコンパクトなペンタブレット。柔軟性のある素材を採用し、マウスパッドとしても利用できる。

 1,024レベルの筆圧検出に対応するが、傾き検出は備えておらず、分解能は0.0124mmまでとなる。そのほかの仕様は、精度が±0.25mm、速度が125rps。インターフェイスはUSBで、対応OSはWindows XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降。付属品はUSBケーブルなど。本体色はホワイト(型番末尾:W)、ピンク(同PK)、ブルー(同BU)の3種類が用意される。

PTB-MT1シリーズPTB-MTPVシリーズ

 PTB-MTPVは、PTB-MT1をベースに、イラストコミュニケーションサービス「Pixiv」とコラボレーションし、イラストコンテストで入賞となった3作品を、それぞれの入力エリア部に印刷したモデル。それ以外の仕様はPTB-MT1に準じる。

(2009年 11月 18日)

[Reported by 劉 尭]