工人舎、ポケットサイズのWindows PC「PM」

PMシリーズ

9月8日 発表
価格:59,800円



 株式会社工人舎は、ワイシャツのポケットに入る超小型PC「PM」を発表した。価格は59,800円。

 量販店店頭でも順次予約を開始し、10月上旬より出荷を開始する。

 韓国UMIDとの技術/業務提携による製品で、同社の「mbook M1」がベースとなっている。M1の欠点とされていた、液晶ヒンジ部分の強度不足と、ACアダプタの大きさという弱点を修正し、日本語キーボードを搭載している。ソフトウェアは、日本語版Windows XP Home EditonとEIOffice2009をプリインストールした。

【お詫びと訂正】初出時に「資本提携」と記載いたしましたが、「業務提携」の誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。

 主な仕様は、CPUがAtom Z510(1.10GHz)、メモリ512MB、16GB SSD、4.8型1,024×600ドット液晶(タッチパネル付き)、56キー日本語配列キーボード、130万画素Webカメラなど。

 インターフェイスは、miniUSB 2.0×1、microSD(SDHC対応)スロット、イヤフォン端子、IEEE 802.11b/g無線LAN、Bluetooth 2.0+EDRなど。

 メモリやSSDの増設や交換はできない。ストレージを強化する場合は、microSDカードをセットして、ストレージとして使うことになる。

 本体サイズは158×94.2×13.5~22mm、重量は約345g。バッテリ駆動時間は約7時間。

(2009年 9月 8日)

[Reported by 伊達浩二]