エプソン、XP Pro搭載で4万円台からのデスクトップPC

「Endeavor AY300-V」(ディスプレイは別売)

8月19日 受注開始
価格:41,790円~56,700円



 エプソンダイレクト株式会社は19日、デスクトップPC「Endeavor AY300-V」の受注を開始した。

 コンパクトなマイクロタワー筐体で、Windows XP Professionalを搭載しながら41,790円からという低価格を実現したのが特徴。低価格を実現するため、BTOには対応せず、2つのモデルが用意される。

 Celeron搭載モデルは41,790円。主な仕様は、Intel Celeron 430(1.80GHz)、Intel G41 Expressチップセット(ビデオ回路内蔵)、1GBメモリ、160GB HDD、DVD-ROMドライブなど。インターフェイスはUSB 2.0×6、DVI-I×1、Gigabit Ethernet、ロープロファイルPCIスロット×1など。

 Core 2 Duo搭載モデルは56,700円。CPUがCore 2 Duo E7500(2.93GHz)、メモリが2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチとなる。

 搭載されるOSはWindows Vista Businessのダウングレード権を利用した、Windows XP Professional。

 本体サイズは、103×339×289mm(幅×奥行き×高さ、フットスタンド別)、重量は約6.0kg。

 既存機種のAT971/971Eが企業内の標準クライアントPCとして想定されているのに対し、AY300-VはSOHO用途を想定している。したがって、AT971系とAY300-Vでは、エナジースターVer.5.0非適合、マルチモニターの非対応、パラレル/シリアルポートの省略、PCIスロットの縮小(971系はスタンダードサイズ×2)、メモリスロットの減少(2個→1個)などの差がある。また、AY300-Vは本体内部にアクセスする際に、フットスタンドを外す必要がある。

(2009年 8月 19日)

[Reported by 伊達 浩二]