米AMDは4日(現地時間)、DirectX 10.1に対応したGPUコアを内蔵したチップセット「AMD 785G」を発表した。搭載マザーボードの実売価格は70~90ドル程度となる見込み。
コードネーム「RV620」こと「ATI Radeon HD 4200」と呼ばれるGPUコアを内蔵。55nmプロセスルールや、40基のSP数は「AMD 780G」が内蔵する前世代の「ATI Radeon HD 3200」と同じだが、新製品はDirectX 10.1に対応。
トランジスタ数は2億500万から“2億500万以上”へと微増。このほか、2つのストリームやアップスケールに対応するビデオ高画質化機能「UVD2」、HDMI 1.3、DisplayPortなどにも対応し、専用のビデオメモリを搭載することも可能。サウスブリッジには「SB7x0」シリーズを採用する。
ブロックダイヤグラム | 既存チップセットとの違い |
Intelプラットフォームとの性能比較 | AMD 785Gを搭載したGIGABYTEの「GA-MA785G-UD3H」 |
(2009年 8月 4日)
[Reported by 若杉 紀彦]