相栄電器株式会社は、米Diskeeperのデフラグツール「Diskeeper 2009 with HyperFast」のダウンロード販売を6月12日に開始する。
価格はオープンプライスで、Home版が5,200円前後、Professionalが8,000円前後、Pro Premierが12,000円前後、Serverが40,000円前後の見込み。また、Diskeeper 2009所持ユーザーには2,400円でHyperFast追加パックが用意される。
対応OSはWindwows 2000/XP/Vistaで、Server版は2000 Server/Server 2003/Server 2008に対応。いずれも64bit版にも対応する。
HyperFastはWindowsのSSD専用に設計された技術で、Diskeeperの一部として機能し、SSDに最適化された連続の空き領域を確保し、それを維持する。ディスクコントローラはその最適化された空き領域に書込め、SSDのピークスピードを延ばしと寿命の低下を防ぐという。
この手法により一時的に消去と書込み処理が増大しても、日常的使用で消去と書込み処理が減少するため、最終的にSSDの寿命低下を防ぐとしている。
また、同社のテストによると、HyperFast実行前と実行後のHDBENCHの結果は、シーケンシャルリードで5.9倍、同ライトで19.5倍、ランダムリードが3.9倍、同ライトが9倍のパフォーマンス向上を確認したという。
同社測定によるHDBENCH結果 |
(2009年 6月 12日)
[Reported by 劉 尭]