株式会社東芝は、WiMAXと容量512GBの高速SSDを搭載する12.1型モバイルノートPC「dynabook SS RX2/WAJ」を、7月下旬に同社直販サイトで発売する。すでに受注を受け付けており、直販価格は438,000円。
通信モジュールに「Intel WiMAX/WiFi Link 5150」を搭載し、WiMAXに対応したモバイルノートPC。ベースは容量512GBの高速SSDを搭載する「PARX2WAJLD10W3」で、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007がプリインストールされる。このほか、直販モデルの特徴として、Bluetoothを内蔵し、保証が3年となる。SSDの性能についてはベンチマークを行なっているので、参考にしていただきたい。
モバイルWiMAXの通信速度は、下りで公称20~40Mbpsだが、本製品では下り最大13Mbpsとなる。アンテナは自社開発の「高感度マルチバンドアンテナ」を本体に内蔵し、外付けのWiMAXアダプタのように出っ張らず、これまでの製品と同じ携帯性を確保した。
主な仕様は、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)、メモリ3GB(最大値)、SSD 512GB、チップセットにIntel GS45 Express(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型ワイド液晶、OSにWindows Vista Business(Windows XP Professionalダウングレードメディア付属)を搭載。
インターフェイスは、USB 2.0×3(1ポートはeSATA兼用)、Type2 PCカードスロット、SDカード(SDHC)スロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、WiMAX、Bluetooth 2.1+EDR、ミニD-Sub15ピン、指紋センサー、音声入出力などを装備。また、TPM 1.2セキュリティチップを内蔵する。
バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズは約283×215.8×19.5~25.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1,095g。
(2009年 6月 8日)
[Reported by 山田 幸治]