日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、ビジネス向けノートPCのエントリーモデル「HP ProBook Notebook PC」シリーズ3機種を発売した。

　新製品は、ビジネス向けノートPCにおけるエントリーモデルの一部ブランド名を従来の「HP Compaq」から「HP ProBook」に変更したラインナップ。黒を基調とした新筐体を採用し、主要キーのピッチが19mmのテンキー付きキーボードや、アスペクト比16:9のワイド液晶を搭載した。

　4510s/CTは、従来の6730s/CTの後継機種となる、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶を搭載した製品。

　最小構成は、CPUにCeleron T1600(1.66GHz)、メモリ1GB、Intel GL40 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、160GB HDD、OSにWindows Vista Home Basicなどを搭載し、価格は64,890円から。

　インターフェイスは、ExpressCard/34スロット、6in1カードリーダ、USB 2.0×4、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

　バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は最大約5.75時間。本体サイズは372×250×32～40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。

4515s/CT

　4515s/CTは、6535s/CTの後継機種で、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶を搭載するAMDモデル。

　最小構成は、CPUにSempron SI-42(2.1GHz)、メモリ1GB、AMD RS780MNチップセット(ビデオ機能内蔵)、160GB HDD、OSにWindows Vista Home Basicなどを搭載し、価格は59,850円から。

　インターフェイスは4510s/CTに準じる。バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は最大約3.5時間。本体サイズは4510s/CTと同じで、重量は約2.4kg。

4710s/CT

　4710s/CTは、6830sの後継という位置づけで、1,600×900ドット表示対応17.3型ワイド液晶を搭載したデスクトップの代替を狙うモデル。

　最小構成は、CPUにCeleron T1600、メモリ1GB、Intel PM45 Expressチップセット、GPUにMobility Radeon HD 4330(512MB)、160GB HDD、DVD-ROMドライブ、OSにWindows Vista Home Basicなどを搭載し、価格は69,930円から。

　インターフェイスは4510s/CTに準じる。バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は最大約4.5時間。本体サイズは410.6×270×32～40.5mm(同)、重量は約3.05kg。