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Webブラウザ「Vivaldi 2.0」がリリース

 Vivaldi Technologiesは26日、同社が提供するWebブラウザの最新版「Vivaldi 2.0」の提供を開始した。この新バージョンでは、ブックマークなどのユーザー情報同期と、1つのタブを分割して複数のWebページを表示できる「分割スクリーンタブ」がリサイズ可能になるなどの機能が追加された。

 Vivaldiは「見た目、感触や挙動を、ユーザー自身が好きなように調整できてこそブラウザ」として開発されているブラウザで、タブの塊を作って整理できる「タブスタック」や、そのタブスタックを1画面にタイル状に並べる「分割スクリーンタブ」などのユニークな機能をもつ。

 今回のバージョンではその分割スクリーンタブがリサイズ可能になったことに加え、ユーザー情報同期機能の「Vivaldi Sync」が追加された。加えて、細かい変更ではタブの表示位置が選択可能になり、テーマも変更可能となるなどした。

 Vivaldi SyncはブックマークやSpeed Dials(Chromeにおける「よくアクセスするページ」にやや近い)やオートフィル情報、パスワードや拡張機能をデバイス間で同期することが可能となった。さらに、プライバシーに配慮し、同期の過程ではVivaldiが情報を収集することはなく、第三者のサーバーを経由しないとのこと。