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ランサムウェアの遭遇率が最も低いのは日本
~Microsoftの調査で明らかに
2017年10月13日 14:10
日本マイクロソフト株式会社は、2017年上半期を対象とした「セキュリティインテリジェントレポート(SIR)」第22版についての概要を公開した。
SIRは米Microsoftが年2回発行しているもので、第22版は8月24日に公開されている。それによると、アジア21カ国の中で、ランサムウェアの遭遇率が最も低いのは日本だったという。
アジア圏では遭遇率の高い順にバングラデシュ、パキスタン、カンボジアがトップ3に並び、12位に中国、15位に台湾、16位に韓国などが並んでいる。
日本の遭遇率は0.012%で(米国で0.02%)、世界のどの国と比較しても圧倒的に低いという。
一方、欧州は世界でも遭遇率が特に高く、チェコ共和国(0.17%)、イタリア(0.14%)、ハンガリー(0.14%)、スペイン(0.14%)、ルーマニア(0.13%)、クロアチア(0.13%)、ギリシャ(0.12%)などでは、世界平均よりも高い値を記録している。