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カシオ、Androidウオッチ“PRO TREK Smart”のウインターモデル

カシオ PRO TREK Smart

 カシオ計算機株式会社は、アウトドア向けAndroidウオッチ“PRO TREK Smart”の新製品「WSD-F20X」を11月17日に発売する。税別価格は56,000円。

 冬の登山やスキーなど、冬のアウトドアアクティビティに好適とする製品で、Android Wear 2.0を搭載。既存のWSD-F20をベースに、シーンや用途に応じて使い分けできるようにバンド部分の取り外しを可能にした。厚手の服の上からでもつけられるロングタイプのクロスバンドと、通常の長さのウレタンバンドの2種類を同梱する。

 低消費電力GPS、オフラインで使えるカラー地図機能などを搭載し、事前に地図をダウンロードすることで、時計単体で現在地を確認可能。アクティビティアプリのスノーモードを使うことで、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツにおける軌跡やトップスピードなどが表示できる。

 フェイスのデザインに新たに「プレイス」を追加し、Googleカレンダーに登録された予定と場所をウオッチ上で選択すると、アナログ時計表示の背景に行き先の地図を表示できる。また、12時位置と6時位置のインダイアルはAndroid Wearのコンプリケーション機能に対応し、高度/気圧/電池残量/Google製サードパーティアプリのデータなど、表示する情報をカスタマイズ可能。

 おもな仕様は、ディスプレイがタッチ操作対応1.32型TFTカラー/モノクロ液晶(320×300ドット)、防水性能は5気圧、耐環境性能はMIL-STD-810G、センサーは圧力/加速度/ジャイロ/方位、無線機能はIEEE 802.11nとBluetooth 4.1+LE、マイクとバイブレーターも内蔵する。

 バッテリはリチウムイオンで通常利用で約1日以上稼働、時計のみでは約1カ月以上稼働する。

 本体サイズは約61.7×57.7×15.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量はソフトウレタンバンド装着時で約94g、クロスバンド装着時は約90g。

2種類のバンド
スノーモード
新デザイン「プレイス」