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Intel、2025年までに同社が消費する水資源を100%回収すると発表

 米Intelは19日(米国時間)、同社の使用する水資源について同社ブログを更新した。

 投稿内で、同社は2025年までに同社の消費する水資源100%相当を回収する計画を発表した。

 半導体製造において水は必須要素だが、重要な天然資源でもあることから、同社では20年ほど前から持続可能な水資源の管理の実現に取り組み、2億3,400万ドル以上を世界中の節水プログラムに投じてきたという。

 2016年には、オリンピックサイズのスイミングプール約7,000個以上にあたる46億ガロンの水を節約し、これまでに、570億ガロン以上の水を節約しているとする。

 現在は、地方自治体とのパートナーシップ、水の再利用戦略を通じ、使用する水の約80%を周辺地域や流域に還元しているが、流域を支援する共同プロジェクトなどにさらなる資金提供を行なうことで、2025年までに同社の水使用量の100%相当の回収を目標とする。

 ブログを執筆する同社グローバル広報/サスティナビリティ担当ディレクター Todd Brady氏は、テクノロジー業界全体は世界的な水問題に取り組む責任があり、同様の取り組みを行なうべきだと同社以外の企業に呼びかけている。