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BIOSTAR、microATXでもビデオカードを6枚装着できるマイニング用マザー

H110M-BTC

 BIOSTARは、microATXフォームファクタだがビデオカードを最大6枚装着できる仮想貨幣マイニング用マザーボード「H110M-BTC」の製品情報を公開した。

 同社は仮想貨幣マイニング向けのマザーボードに注力しており、これまで12基のPCI Expressスロットを備えたATXマザーボード「TB250-BTC PRO」や、8基のPCI Expressスロットを備えた「TB250-BTC+」などを投入してきた。

 今回の「H110M-BTC」は、microATXフォームファクタでありながら、PCI Express x16スロットを1本、同x1スロットを5本備えており、最大で6基のビデオカードを装着できる。ただし、x1スロットのすべてはエッジフリーではなく、なおかつうち4基は一直線上に並んでいるため、スロット延長ケーブルを使うことを前提としている。

 また、防湿基板や低RDS(on) MOSFETによる高い信頼性、静電気/超電圧保護などを備える。ソケットはLGA1151で、最大91WまでのCPUに対応。メモリスロットはDDR4-1866/2133/2400×2で、最大容量32GBまでをサポート。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×4。

 背面インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力、PS/2×2などを備える。