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MSI、Skylake-X専用のmicroATXマザーボード
~Kaby Lake-Xは非対応
2017年8月29日 11:57
MSIは、Intel X299チップセットを搭載し、Skylake-Xプロセッサに対応したmicroATXマザーボード「X299M GAMING PRO CARBON AC」を発売した。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は38,980円前後の見込み。
Skylake-Xと同じソケットを採用する4コアのKaby Lake-Xプロセッサには非対応の製品。microATXでありながらPCI Express x16スロットを3基備え、メモリスロットを4基に減らしてM.2スロットを2基備えるなど、Skylake-Xが持つ豊富なPCI Expressレーンを活かす製品構成としている。
Gigabit EthernetはIntel I219-VとI211のデュアル構成で、無線LANおよびBluetooth 4.2に対応したモジュールもIntel Dual Band Wireless-AC 8265を備えるなど、ゲームプレイ中のストリーミング配信などにおいて柔軟な帯域管理を実現するという。
オーディオ回路はほかの回路と分離させ、左右チャンネルのレベルでも基板を分離させた「Audio Boost 4」を採用。S/N比は120dBで、DSD Super Audio CDの再生に対応する。このほか、M.2 SSD用のヒートシンク「M.2 Shield」、3Dプリンタで出力したパーツでデコレーションできる「3D X-マウンティング」、1,680万色/17パターンのイルミネーションが選べる「Mystic Light RGB」、独自の高品質部品規格「Military Class VI」への対応が謳われている。
メモリスロットはDDR4-4200(OC)×4で、最大容量は64GB。PCI Express 3.0 x16形状のスロットは3基で、44レーンCPU使用時はx16+x16+x8、28レーンCPU使用時はx16+x8+x4となる。ストレージインターフェイスはM.2×2、SATA 6Gbps×8。背面インターフェイスはUSB 3.1×2、USB 3.0×4、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet×2、IEEE 802.11ac対応無線LAN+Bluetooth 4.2、音声入出力などを備える。