“PCがいちばん身近なゲーム機だ! ”という提案

最近、ゲームやってますか?

　月刊誌DOS/V POWER REPORTは「おもしろデジタル、なんでも」というテーマでリニューアルしました。これまでのPC自作の話題にこだわらず、デジタル関連というか“電気が通る系”のおもしろそうなコト、モノを毎月ワンテーマで深掘りします。

　リニューアル第1号となる2017年10月号(8月29日発売)の特集は“PCがいちばん身近なゲーム機だ! ”。このページを読んでいるみなさんの多くが、ゲームの洗礼を受けているのではないでしょうか。一方で、最近あまりやっていないな、という方も多いのでは。ゲームを遊ぶ頻度が落ちるとゲーム機を購入するモチベーションも落ちがち。すると新しくゲームを買う頻度は一層落ちてきます。でも、一家に一台、一人に一台あるPCで数千ものタイトルが手軽に、しかも格安で楽しめると聞くと、ちょっと興味が湧きませんか?

　特集“PCがいちばん身近なゲーム機だ! ”では、そんなPCゲームの魅力を再発見します。目玉はゲームライター、ゲーム誌編集者(hally、加藤勝明、佐藤カフジ、芹澤正芳、中村友次郎、林佑樹、船津 稔、山本悠作、箭本進一)による投票で選んだPCゲーム絶対名作100。洋ゲー、国産ゲー、インディー系、美少女系とさまざまなジャンルを得意とする玄人達が推薦した100本なので、ラインナップは実に多彩。激ムズ&マッチョな洋ゲーだけではない最新PCゲームの世界のおいしいところを抽出し、オススメ順にランク付けしました。ここではその100本を公開します! 現役ゲーマーのみなさんも普段とは異なる視点でゲームを見つけられると思いますので、ぜひ覗いていってください。

　ランキング発表の前に、現在のPCがいちばん身近なゲーム機である理由を挙げてみます。

玄人が選ぶPCゲーム絶対名作100発表!

　「PCゲーム 絶対名作100」では8月中旬現在で新品で入手が可能なPCゲームタイトルの中から、とくにオススメの100本を順位付けして紹介します。新旧の作品が入り乱れていますが、熟練ゲーマーの選者たちが“今楽しめる”ことを主眼に選んでいるので、安心して遊べます。

　久しぶりにゲームを楽しんでみたい方、バリバリのゲーマーだけど違った視点でタイトルを探してみたい方、どちらも参考になる100本です。選考の流れは、まず選者にオススメのゲームを20本挙げてもらい、推薦者が多いものから上位に選びました。推薦者が同数の場合は、編集会議で協議の上で順位付けしています。

　各タイトルのレビューはDOS/V POWER REPORT2017年10月号に掲載されています。

1位に輝いたのは大作ダークファンタジーRPGの『ウィッチャー3 ワイルドハント』。自由度の高いゲームシステム、骨太のストーリー、息をのむ高品質グラフィックスと申し分のない出来。“洋モノRPGはクドい……という人でも、絶対に遊んでみてほしいアクションRPGの傑作”と推薦者の一人加藤勝明氏

2位の『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』。まだ完成前の早期アクセス状態ながら人気沸騰中のバトルロイヤルシューティング。流行りだからではなく、間違いなく歴史に名を残す存在という判断で多くの選者が推した

3位は意外!?にも国産横スクロールシューティング。『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』。こうしたアーケードゲームの系譜にあるタイトルも顔を出すバラエティに富んだランキングとなりました

“ゲームってやっぱりおもしろいよね”、と再認識する名作がきっと見つかります。現役ゲーマーはこんなのあったのか! という驚きが。パワレポ編集部では記事チェック中にSteamのウィッシュリストを大量に増やしたスタッフが何人も。高評価で安いというのはホントにヤバいです

プレイしなくても楽しめてしまうのが最新ゲームシーン。ゲーム配信は野球や相撲感覚で、移動中に、家飲み中に、寝る前に楽しめます。このページだけ見ると居場所のないお父さんみたいに見えますが、当人は本気でハマっているのでご心配なく

最近盛り上がっているレトロゲームのムーブメント。豊富な情報が集まるようになった現在では、懐かしさだけでなく新しい発見とともに楽しめます

世界的な潮流となったハイスペックゲーミングPCのレビューも掲載

キーボード、マウス、ディスプレイなど、ゲーミングデバイスに凝るのも一興。ゲームにどハマりすると欲しくなってしまいます。迷ったときとりあえずこれにしとけ! というものをチョイスしました

パワレポらしく、ゲーミングPCの組み立て解説記事も掲載。10万円ちょっとで最新ゲームが楽しめるハイコスパマシンです。ちなみに、リニューアル後も自作特集を定期的に掲載しますし、自作系連載はたくさん残っています

表紙のイメージも一新。DOS/V POWER REPORTロゴが小さくなって、毎月のテーマがどーんと大きく掲載されます