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Flash Memory Summit初日早朝にボヤ発生、展示会初日が休止に
2017年8月9日 14:33
フラッシュメモリとその応用製品に関する世界最大のイベント「Flash Memory Summit(FMS)」(8月8日~10日に米国カリフォルニア州サンタクララで開催)で、ボヤ(火事)騒ぎが起こった。講演会と展示会が開催される初日(現地時間8月8日)の早朝にボヤが発生した。ボヤが発生したのは展示会のブースで、幸いにも、すぐに消し止められた。展示会場は消火活動のために水浸しとなったが、火災そのものの影響は、展示会場内部のごく一部にとどまった。
ボヤの影響で、会場のサンタクララコンベンションセンターは消火活動および現場検証のために一時、閉鎖された。来場者は同センターに入ることができず、外の歩道スペースや隣接のホテルなどで午前9時頃まで、待たされるはめになった。会場閉鎖のために、当日の登録受け付け業務の開始も、午前9時頃に遅れた。会場が入場可能になった直後は登録受け付け所付近が、登録を待つ来場者の大群で大混雑となった。
本来は午前8時30分に講演セッションが始まる予定であったが、ボヤ騒ぎのために遅れることになった。実際の開始時刻は午前9時30分から45分前後になったようだ。登録受け付けの遅れにより、セッションが始まってから講演者が到着するといった光景も見受けられた。それでも午後には、講演会のスケジュールはほぼ予定通りに戻った。
しかし午後4時から始まる予定の展示会は開催されず、初日は取りやめとなった。展示会場と、修復作業に必要なスペースは閉鎖されたままである。8月9日の午前10時に、展示会のスケジュールが改めて発表されることが公式Webサイトで告知された。
Flash Memory Summitでは、展示会は講演会と同様に、きわめて重要なイベントである。予期せぬ出来事で大変だとは思うが、開催を期待したい。