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MSI、Ryzen Threadripper対応のハイエンドゲーミングマザー
2017年8月2日 17:17
MSIは、Ryzen Threadripperに対応したAMD X399搭載マザーボード「GAMING PRO CARBON AC」を8月10日22時より発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は52,980円の見込み。
16コア/32スレッドのRyzen Threadripperに対応したSocket TR4を採用。独自のLEDライティング機能「Mystic Light」を搭載し、ヒートシンクのRGB LEDの発光を自由にカスタマイズできる。ヒートシンクカバーも標準のカーボンに加え、金と銀のカバーが付属し、デザインを変更可能。さらに3Dプリンタを利用してオリジナルのデザインを設計し装着できる「3D Xマウンティング」も備える。
有線ネットワークにはIntel I211コントローラ、無線ネットワークPCI Express 3.0 x4に対応したM.2スロットを3基備え、M.2 GenieによりRAID 0を構築できる。また、オーディオ機能は左右チャンネルレベルでも基板を分離させることでS/N比120dBを実現した。
電源回路は独自の品質基準「Military Class VI」に準拠した高品位部品を採用した10+3フェーズ構成となっている。小型化と電力効率を改善させ、供給を30%向上させた「Titanium Choke II」や、低ESRを実現する「Dark CAP」、低温度と高効率を実現した「Dark Choke」などの採用も特徴。また、M.2 SSDの温度を低下させスロットリングによる性能低下を防ぐヒートシンク「M.2 Shield」も備える。
Intel XMPに対応したメモリの性能をAMDのCPUで引き出せる「A-XMP」機能も搭載。ワンクリックでメモリモジュールのプロファイルを参照し、メモリ性能を高められる。
主な仕様は、フォームファクタがATX、ソケットがSocket TR4、メモリがDDR4×8で、クロックは最大3,600MHz(オーバークロック)、容量は最大128GB。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×4(x16×2+x8×2)、PCI Express 2.0 x1×2。ストレージインターフェイスはM.2×3、SATA 6Gbps×8。
背面パネルインターフェイスは、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×8、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、音声入出力などを備える。