ニュース
スマホで見ているWebページを瞬時にPCで開くWindowsの新機能を試してみた
2017年7月27日 18:44
既報のとおり、Windows 10 Fall Creators Updateで正式実装される見込みの、スマートフォンで見ているWebページをWindows PCで開く機能がInsider Previewビルド16251に搭載された。実際に試してみたので、利用法をお伝えする。
まずは、検証用のPCでWindows Updateを実行。Windows Insider ProgramのFast Ring設定になっていれば、ビルド16251がダウンロード、適用される。
アップデートが終わったら、設定を開き、「電話」を選択する。続いて、「電話の追加」をクリックすると、PCとスマートフォンをリンクするためのSMS送信ウインドウが表示される。国として「JP+81」を選んで、スマートフォンの電話番号を入力、送信する。
スマートフォンに届くSMSのリンクをクリックすると、Playストアの「Microsoft Apps」が表示されるので、これをインストールする。起動して左上の「For Windows Insiders: Try continuing tasks from your phone directly on your Windows PC!」の枠の「TRY IT NOW」をタップする。
チュートリアルが表示されるので右へとスワイプしていき、最後の画面の「Try it now」をタップする。すると、Androidの共有のなかに「Continue on PC」が追加されている。
これをタップすると、「Continue now」か「Continue later」を選ぶ画面が出る。前者を選択すると、リンクしているPCのブラウザで即座にそのページが開かれるが、初回時はMicrosoftアカウントへのサインインが必要となる。そして、自分のMicrosoftアカウントと紐付いているWindows 10 PCが複数ある場合、それらがリストアップされるので、選ぶと、そのPCでEdgeが起動し、スマートフォンで見ていたページが開かれる。
回線状況にもよるだろうが、スマートフォンでタップして1~2秒でPC上でページが開かれる。ちなみに、ページを送信するPCのリストには、Insider Previewをインストールしていないマシンもすべて含まれていたが、そのマシンに送信しても、Edgeが起動するだけで、ページは開かれなかった。
個人的に、たまたまスマートフォンで見ていたページをPCのブラウザで見たいという状況は頻繁にあるので、標準でこの機能がWindows 10に搭載されるのは大歓迎だ。