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Windows 10プレビュー版は日本語フリック入力対応。さらにAIがネコを認識

Build 16226では新しいEmojiも追加されている

 米Microsoftは21日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 16226」をPC向けにFast ringでリリースした。

 Build 16226についてはすでに下記の記事を掲載済みだが、ここではこれら以外に目に付いた内容を紹介する。

新しいタッチキーボードが日本語に対応

濁点入力時のフリック入力のUIを変更

 新しいタッチキーボードが日本語対応し、フリック入力のUIも修正。濁点入力時には表示文字に対して濁点が飛び出てくるようなUIになった。

ナレーターにAIを使った自動キャプション機能

 ユーザー補助機能の「ナレーター」に、表示されている画像をAIがどのようなものか判断し、自動的に説明をつけて読み上げる機能を搭載。また、OCR(光学式文字認識)機能にも対応し、画像内のテキストを抽出して読み上げてくれる。

画像からAIが猫であると判断し、画像の説明を行なう

Edgeの「お気に入り」登録UIを改良

 お気に入りを登録するさいに、お気に入りフォルダを階層構造で見たり、階層構造を折りたたんだりできるようにUIを変更。また、お気に入りメニューやお気に入りバー上に表示されているブックマークのアイコンからURLを編集できるようになった。

お気に入り登録時のUIが階層構造に変更され、使いやすくなった
お気に入りバーなどに表示されているブックマークアイコンからURLを編集できる

リモートデスクトップが「設定」メニューに追加

リモートデスクトップの設定項目を「設定」メニュー内に用意

 これまでコントロールパネルなどから開く必要があった「リモートデスクトップ」の設定項目が「設定→システム」に用意されるようになった。