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Apple、輝度が500cd/平方mになった4K液晶を搭載可能な21.5インチ「iMac」

~CPUはKaby Lake、GPUはRadeon Pro 500シリーズに刷新

iMac

 Appleは6日、ディスプレイ一体型の「iMac」を刷新し、発売した。

21.5インチモデル

 21.5インチモデルは、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の液晶に加え、4,096×2,304ドット表示対応のRetina 4K P3ディスプレイモデルを追加。この液晶は最大で500cd/平方mの輝度と、10億色表示に対応。バックライトを白色LEDから赤色・緑色蛍光体のLEDに切り替え、DCI-P3色域をサポートする。

 下位は、CPUにデュアルコアCore i5(2.3~3.6GHz、Iris Plus Graphics 640)、メモリ8GB、1TB HDD、フルHD表示対応21.5型液晶を搭載し、税別価格は120,800円から。

 中位は、CPUをクアッドコアCore i5(3~3.5GHz)、液晶をRetina 4Kに変更し、GPUにRadeon Pro 555(2GB)を搭載。税別価格は142,800円から。

 上位は、中位からCPUをクアッドコアCore i5(3.4~3.8GHz)、ストレージを1TB Fusion Drive、GPUをRadeon Pro 560(4GB)に変更し、税別価格は164,800円から。

 BTOでCPUを上位のもの、メモリを16GBまたは32GB(上位モデルのみ)、ストレージをSSD(容量はモデルによって異なる)に変更可能となっている。

 インターフェイスは、SDカードスロット、Thunderbolt 3×2、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、音声入出力などを搭載する。

 本体サイズは528×175×450mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.66kg。

27インチモデル

 27インチモデルは従来からCPUをKaby Lake世代に刷新。共通で500cd/平方mの輝度や10億色表示、DCI-P3色域に対応した、5,120×2,880ドットのRetina 5Kディスプレイを搭載する。

 下位は、CPUにクアッドコアCore i5(3.4~3.8GHz)、メモリ8GB、1TB Fusion Drive、GPUにRadeon Pro 570(4GB)を搭載し、税別価格は198,800円。

 中位は、下位からCPUをクアッドコアCore i5(3.5~4.1GHz)、GPUをRadeon Pro 575(4GB)に変更し、税別価格は220,800円。

 上位は、中位からCPUをクアッドコアCore i5(3.8~4.2GHz)、ストレージを2TB Fusion Drive、GPUをRadeon Pro 580(8GB)に変更し、税別価格は253,800円。

 BTOにより、中位と上位モデルではCPUをCore i7(4.2~4.5GHz)、メモリを16GB~64GB、ストレージをSSDに変更可能になっている。

 インターフェイスは21.5型とほぼ共通。本体サイズは650×203×516mm(同)、重量は9.44kg。