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Apple、HDR 120Hz表示対応のiPad Pro
~下のサイズは10.5インチに
2017年6月6日 04:28
米Appleは5日(現地時間)、HDR 120Hz表示対応の「iPad Pro」を発表した。サイズはこれまで12.9インチと9.7インチだったが、新製品のラインナップは12.9インチと10.5インチになった。価格は10.5インチ64GBが649ドル、256GBが749ドル、512GBが949ドル、12.9インチはそれぞれ799ドル、899ドル、1,099ドル。米国では6月中旬より出荷開始。
最大の変更点はディスプレイで、HDRで120Hzの表示に対応。120Hz化により、よりスムーズなスクロールや表示が可能。また、Apple Pencilの遅延も20msに抑えられた。120Hzでは消費電力が増すが、たとえば静止画や24fpsの映画など、表示している内容に応じて、24Hzや48Hzに自動的にリフレッシュレートを抑える機能も搭載。輝度は600nitで、P3 Wide Color Gamutに対応。
SoCはA10X Fusionを搭載。高性能コア×3と高効率コア×3のCPUと、12コアのGPUを内蔵し、A9XよりCPU性能は3割、GPU性能は4割向上しているという。カメラはiPhone 7と同じ1,200万画素になり、f1.8のレンズ、光学手ぶれ補正機能を搭載。4K動画の撮影にも対応する。
小型モデルもサイズが10.5インチに大型化したことで、オンスクリーンキーボードおよびSmartKeyboardがフルサイズになった。また、スマートキーボードに日本語JIS配列モデルが新たに追加される。
バッテリ駆動時間は10時間。
また、今秋提供予定のiOS 11ではiPadの機能が大幅に強化されている。これについては別記事で紹介する。