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Google、全世界でニュースや検索結果に事実確認ラベルを付与へ

画像右:「food snopes」と検索し(snopesはニュースサイト)、結果にSnopesによるファクトチェックの結果が表示されている。「オレオの表面のパターンは陰謀と関係がある」というニュースに偽ニュースだという評価を下している。

 Googleは7日(米国時間)、2016年10月より米国を始めとする一部地域で行なっていた、ニュースや検索結果に「ファクトチェック(事実確認)ラベル」を表示する機能を全世界、全言語に拡大すると発表した。

 ファクトチェック自体は、Googleによってではなく出版社や専門の第三者機関によって行なわれる。検索画面や、ニュース記事の見出し部分の下に表示されるラベルをもとに、ユーザーはより有意義な情報にアクセスしやすくなるという。

 また、確認した機関同士で判断が分かれた場合などはラベルは表示されないが、どの機関が真実という判断を下して、どの機関がそうでないかという情報自体もまたユーザーの判断を手助けとなる情報として提供する方針だ。