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Apple、Mac Proをスペックアップ。下位モデルは4コアから6コアXeon E5搭載で実質上位モデルが10万円安に
2017年4月5日 12:36
Appleは、円筒形のハイエンドデスクトップPC「Mac Pro」の仕様および価格を変更した。
Mac ProはXeon E5やAMD Fire Proなどを搭載するクリエイター向けの高性能仕様が特徴だが、2013年に発売して以来、内部構成がアップデートされておらず、旧仕様のまま現行モデルとして販売が継続されている。
今回の更新はあくまで価格改定程度に留まり、CPUの刷新やインターフェイスの変更などはないが、これまで下位モデルが4コアXeon E5だったのに対し、6コアのXeon E5に変更。メモリ容量も12GBから16GBへ、GPUはFirePro D500のデュアル構成へと変わり、従来の上位モデルが下位モデルに配置されるようになった。また、税別価格は298,800円となっており、40万円台のスペックが10万円ほど値下がりして手に入れられるようになっている。
最上位モデルは8コア Xeon E5(3GHz)搭載で、メモリは16GB、ストレージは下位モデルと同じ256GB PCIe SSD、GPUがFirePro D700×2構成という仕様となり、税別価格は398,800円。ただし、執筆時点では注文で製品を選択できなかった。
BTOによるカスタマイズでは、12コアで2.7GHzのXeon E5、メモリ64GB、1TB PCIe SSDなどを選択できるようになっている。
新Mac Proは来年(2018年)以降に登場予定とされている。