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Adobe、日中韓をサポートしたSerifフォント「源ノ明朝」をオープンソースで公開
~Googleと共同開発、6万5千文字以上を収録
2017年4月4日 12:48
Adobeは、Googleと共同で開発したフォント「源ノ明朝」をオープンソースで公開した。
源ノ明朝は、Adobeフォントとしては2番目のPan-CJK 書体ファミリーで、先行して公開されているSan-Serifフォントの「源ノ角ゴシック」と対となるSerifフォント。日本語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語の4つの言語をサポートしており、65,535の文字と7つのウェイトを持つ。欧文文字セットは、「Source Serif」フォントに基づいたものが収録されている。
Adobeでは、同フォントは画面表示向けに最適化されているが、印刷しても美しい結果が得られるとしている。フォントはAdobe TypekitまたはGithubから入手できる。なお、源ノ明朝は源ノ角ゴシック同様、「Noto」フォントとしてGoogleのPan-Unicodeフォントファミリーに組み込まれている。
フォントの開発には、株式会社イワタ(日本)、Sandoll Communications(韓国)、Changzhou SinoType(中国)もパートナーとして参加している。