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ASUSの自律型アシスタントロボ「Zenbo」、台湾で2017年1月1日に予約開始
~IntelプロセッサとRealSense採用。しまじろうをバンドル
2016年12月22日 17:47
台湾ASUSは21日(現地時間)、自律型のアシスタントロボット「Zenbo」を正式発表した。台湾で2017年1月1日より予約受け付けを開始する。
台湾での初回ロットの税込価格は、32GB版が19,900ニュー台湾ドル(約73,000円)、128GB版が24,900ニュー台湾ドル(約91,500円)。32GB版には1カ月分しまじろう教育コンテンツと19本のインタラクティブストーリー、128GB版には3,900ニュー台湾ドルに相当する充電スタンドと2カ月分のしまじろう教育コンテンツ、19本のインタラクティブストーリーが同梱される。
Zenboは、音声認識や画像認識を利用した自律型のアシスタントロボット。6月のCOMPUTEXで発表された。顔の部分はディスプレイとなっており、タブレットのようにタッチ操作できるようになっている。今回の発表で、センサー部にはIntelの3Dカメラ「RealSense」が使われていることが明らかにされた。またプロセッサもIntel製を採用する。
発表会ではメインターゲットとする2種類のユーザー層も明らかになった。しまじろうやインタラクティブストーリーに加え、プログラミングの教育コンテンツを充実させており、親しみやすい筐体フォルム、そして本体サイズ的に子供が床に座ったまま操作できるようになっていることから、子供の教育向けに好適とする。もう1つはタッチ操作や音声認識によって手軽にネットブラウジングを行なえ、かつ見守りに関するサービスも充実させていることから、PCに慣れておらず、子供が家から離れた独身の年配者向けとなる。
21日に行なわれた発表会では、Zenboが壇上でクリスマスソングを謳うというパフォーマンスも見せた。