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Office 365、アクセシビリティ機能を強化へ

 Microsoft12月2日(現地時間)、2017年の早い時期にOffice 365に導入するアクセシビリティ機能の強化について明らかにした。

 Office 365は月ごとに機能を強化しているが、2017年初ではアクセシビリティについてアップデートを行なう。アクセシビリティを持った文書テンプレートを多数用意し、画像の注釈テキストや、意味を持ったハイパーリンクテキストと言ったアクセシビリティについてのチェッカー機能が付く。

 また、OneNote向けに早期導入された、障がいを持つ学生向けの学習ツールに相当する機能をより多くのOfficeアプリケーションで利用可能になる。例えば読み上げテキストの強調表示や、テキスト間隔を広げる機能、単語を音節に分けて表示する機能などが含まれる。

 さらに、スクリーンリーダーや代替キーボードなどの機能を使って、PowerPointの「Designer」やWordの「Researcher and Editor」といったクラウドサービスにアクセスし、文書をより簡単に作成できるようになり、製作者のアイディアに集中できるようになるとする。