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ジャストシステム、用途に応じてUIを最適化できる「一太郎 2017」
2016年12月1日 18:50
ジャストシステム株式会社は、日本語ワードプロセッサの最新版「一太郎 2017」を2017年2月3日に発売する。
ラインナップおよび税別価格は、一太郎 2017とATOK 2017を収録した「一太郎 2017」が2万円、ドローソフト「花子」や読み上げソフト「詠太」、メールソフト「Shuriken 2016」、および5種類のATOK用辞書を同梱した「一太郎 2017 プレミアム」が25,000円、Logicool製マウスを同梱し、表計算「JUST Calc 3 /R.2」、プレゼンテーションソフト「JUST Focus 3 /R.2」などを添付した「一太郎 2017 スーパープレミアム」が38,000円。
一太郎 2017では、多種多様の用途に応えるために、ユーザーインターフェイスを最適化できる「一太郎オーダーメイド」機能を搭載。“かんたんオーダー”では、いろいろな機能で多様な文書を作るユーザー向けの「使いこなし」、ツールバーを縦配置し画面を広く使える「シンプル」、エディタ風で小説用ファンクションキーも用意し、執筆に集中できる「もの書き」の3種類を用意した。さらに細かくカスタマイズするユーザー向けに「こだわりオーダー」のメニューも用意し、画面背景に署名を入れると言ったことも可能となっている。
この機能を実装した背景には、先述のニーズの多様化に加え、「一太郎が持つ多機能のポテンシャルをユーザーが引き出せていない」可能性を踏まえたものとなっており、「世界に1つだけの、自分にとって使いやすい一太郎をカスタマイズできる」ことをウリとしている。
また、文書のテンプレートだけでなく、パーツ単位のテンプレート「きまるフレーム」を200種類搭載。例えばポスター作成の際の日時や場所、プロフィール、アクセス方法など、大事な情報を入れるパーツをテンプレート化することで、本来文書の中で注目されるべき情報を目立つようにデザインし、伝えたいことが伝わる文書に仕上げることが可能になったという。
文書の校正機能も強化し、新しい名称や用語に対応するとともに、くだけた表現のチェックや重ね言葉の指摘も行なえるようになった。さらに、アマチュアの小説家が増えている背景を踏まえ、「……」、「--」といった約物の個数や、小説ならでは作法についても校正が行なえるようになった。
プレミアムとスーパープレミアムには、フォントワークス厳選の10書体を収録するほか、コピー&ペーストで読み上げが行なえるようになった「詠太7」、表計算ソフトから取り入れたデータで日本地図の自動塗り分けが行なえる統計地図機能を新たに搭載した「花子 2017」も搭載。花子も30周年を迎えるにあたって、花子でアレンジされた一太郎用テンプレートも30種付属する。
最上位のスーパープレミアムだけの特典として、Logicoolとのコラボで実現した「一太郎プレミアムマウス」を添付。センターボタン押下の右振り操作で一太郎を立ち上げられるほか、各種ジェスチャで一太郎の操作ができるように特化しており、設定ソフトウェアもそれに応じたものとなっている。
マウスは「MX Anywhere 2」をベースとしたもので、本体色に深紅(Deep Red)を採用。ガラステーブルの上でも使用できる高性能センサーを搭載。切り替えで高速慣性スクロールも可能となっている。
一太郎 2017発売までの早期予約キャンペーンとして、直販のJust MyShop予約限定で「一太郎オリジナルバンド付きペンケース&ノート&タッチペンセット」を、一部店舗で実施される予約で「一太郎オリジナル3色フリクションペン」をプレゼントする。
また、発売後に開設されるキャンペーンサイトから応募することで、「オーダーメイド枕」や「レザーキャリーバッグ」、「クオバディスダイアリー」などが当たる「ハッピープレゼントキャンペーン」も実施する。