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Apollo Lake搭載でさらに薄くなったファンレス小型PC「LIVA Z」が23,800円で登場
2016年12月1日 00:00
Apollo Lakeを採用した「LIVA Z」。VP9のハードウェア再生支援に対応
台湾ECSは22日にApollo Lakeを搭載した「LIZA Z」を発表しており、今回の発表会ではこちらが目玉の製品として紹介された。
Braswell世代のCPUを採用した従来モデルのLIVA X2などと比べて性能が大きく向上しており、HEVC/H.265 10bitおよびVP9のハードウェアデコード機能を備えるなど、進化がうかがえる。これまで通りファンレス設計を採用しているため、小型で静かというLIVAシリーズのコンセプトも踏襲した。LIVAシリーズは今回のLIVA Zで第5世代目となる。
搭載するCPUとOSの有無で合計4モデルをラインナップし、Celeron N3350搭載モデルはOSなしで23,800円、Windows 10 Home搭載で26,800円。そして、Pentium N4200搭載モデルも用意し、OSなしで29,800円、Windows 10 Home搭載で32,800円となっている。
LIVA Zの主な仕様は下表の通り。
型番 | LIVAZ-4/32(N3350) | LIVAZ-4/32-W10(N3350) | LIVAZ-4/32(N4200) | LIVAZ-4/32-W10(N4200) |
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CPU | Celeron N3350(1.1GHz、2コア) | Pentium N4200(1.1GHz、4コア) | ||
GPU | Intel HD Graphics 500 | Intel HD Graphics 505 | ||
メモリ | DDR3L SO-DIMM 4GB(最大16GB) | |||
ストレージ | eMMC 32GB | |||
OS | - | Windows 10 Home | - | Windows 10 Home |
USB | USB 3.0×4(1基はType-C) | |||
映像出力 | Mini DisplayPort、HDMI 1.4b | |||
無線通信 | IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.0 | |||
有線LAN | Gigabit Ethernet×2 | |||
その他 | 音声入出力 | |||
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 117×128×33mm | |||
発売時期 | 2017年1月上旬 | 2017年1月以降 | ||
価格 | 23,800円 | 26,800円 | 29,800円 | 32,800円 |
【お詫びと訂正】初出時に、一部の仕様を間違えて掲載しておりましたので修正いたしました。お詫びして訂正させていただきます。
また、法人向けのLIVA Z-Eも合わせて発表。こちらはLIVA Zに対する違いとして、2.5インチシャドウベイを備えていることや、シリアルポートを4基備えている点が挙げられる。受注ベースで生産されるとのことで、一般市場には流通しないとのことだった。