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東芝、未発表のタッチ&ペン対応薄型モバイル2in1を披露

~数年ぶりとなる「KIRA」シリーズ最新モデルか!?

東芝の未発表2in1

 日本マイクロソフト株式会社は10日、都内にてプレス向けのイベント「Windows Innovation Day」を開催した。

 そのイベントで、東芝は未発表の2in1 PCを公開した。イベントに登場したのは東芝クライアントソリューション株式会社 取締役社長の覚道清文氏で、手にした未発表2in1製品を壇上で披露。

 未発表の2in1は、「dynabook」ブランドの製品で、360回転式ヒンジを備え、タッチ操作、ペン入力に対応する。近日登場予定であるという。

 あくまで参考出展ではあるが、展示された実機は、左側面にUSB Type-C、右側面にはUSB Type-Aと電源と思しきボタンを備えていた。Windows Helloをサポートしており、タッチパッドには隅に指紋認証リーダらしきものが見受けられたほか、ディスプレイ上部のWebカメラ用と思われるホールが2つあり、顔認証もサポートしている可能性がある。ディスプレイには非光沢加工が施されていた。

 キーボード右上には「harman/kardon」の文字が刻印されており、同ブランド監修のスピーカーなど音声出力を備えていると思われる。

 本体重量やディスプレイサイズ、CPUなど仕様の詳細は明かされなかったが、本体厚やインターフェイスの数などを見ると、軽量モデルと言えそうだ。

 東芝のコンシューマ向けハイエンドモバイルノートPCといえば「KIRA」ブランドだが、KIRAの名称を冠したモデルは、2015年10月に着脱式2in1「dynabook KIRA L93」などが発売されているが、筐体やCPUなどが刷新されたモデルは2014年以来発表されていない。KIRAシリーズ復活を期待させるこの新製品は、近日登場予定とのこと。

2in1コンバーチブルdynabook
製品を抱える東芝クライアントソリューション株式会社 取締役社長 覚道清文氏
ディスプレイ、本体ともに薄型の筐体
タッチパッドには指紋認証リーダらしきものが見える。左側面にはUSB Type-Cポートとステレオミニジャックポートが見受けられた
WebカメラもWindows Hello対応か?
右側面にはUSB Type-Aと電源らしきボタン