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AMD、Polaris版のワークステーションカード「Radeon Pro WX」が出荷

Radeon Pro WX

 米AMDは7日(現地時間)、今年(2016年)7月の「SIGGRAPH」で発表したワークステーション向けビデオカード「Radeon Pro WX」シリーズの出荷開始を発表した。

 Radeon Pro WXは、Polarisアーキテクチャの第4世代GCNを採用。製造プロセスは14nmのFinFETとなっている。ラインナップは「Radeon Pro WX 7100」、「Radeon Pro WX 5100」、「Radeon Pro WX 4100」の3種類で、主な特徴は下記の通り。

  • Radeon Pro WX 7100
    処理能力は5.7TFLOPSで、エンターテインメントワークフローやVRコンテンツなどの製作などに好適とする。Stream Processorは2,304基、メモリはGDDR5 8GB。11月10日より出荷し、価格は799ドル。
  • Radeon Pro WX 5100
    CADやCAM向けの製品となり、75Wの消費電力で3.9TFLOPSの性能を発揮。Stream Processorは1,792基、メモリはGDDR5 8GB。11月18日より出荷し、価格は499ドル。
  • Radeon Pro WX 4100
    Low Profileのカードながら2TFLOPSの性能を実現しており、スモールフォームファクタでの利用を想定。4ディスプレイに4K出力可能なことに加え、単一で5K/60fps出力ができる。Stream Processorは1,024基、メモリはGDDR5 4GB。11月10日より出荷し、価格は399ドル。
左から、Radeon Pro WX 7100、同5100、同4100