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Google、独自VRヘッドセット「Daydream View」を79ドルで発売
~専用ワイヤレスコントローラ付属
2016年10月5日 03:46
米Googleは4日(現地時間)、独自のスマートフォン向けVR規格「Daydream」に対応するヘッドマウント「Daydream View」を発表した。
DaydreamはAndroid 7.0 Nougatで利用可能なVR規格。サードパーティからも対応製品が登場予定だが、GoogleからはPixel、Pixel XLが初の対応スマートフォンとして投入される。そのDaydream対応スマートフォンと組み合わせて利用するのがDaydream Viewとなる。
Samsungの「Gear VR」のように、内部にスマートフォンをはめ込んで利用する。Pixelシリーズと併せて発表されているが、他社製のDaydream対応スマートフォンとも組み合わせられる。外装がプラスチックなどの樹脂製のものが多い中、布地を採用し、軽量に設計されているのも特徴。
内部には2つのレンズがあり、立体視に対応し、より大きな画面で見ているような臨場感を味わえる。スマートフォン側のジャイロセンサーを利用し、頭の動きに合わせて360度視点を変更できる。
専用の無線コントローラも付属し、PC向けVR HMDと違って、ケーブルを繋ぐことなく利用可能。コントローラにも高精度なジャイロセンサーや加速度センサーが内蔵され、さまざまな入力やアクションを行なえる。また、使用しない時は、コントローラをDaydream Viewの中に収納できる。
ゲームだけでなく、YouTubeの360度動画やHuluのコンテンツの再生にも対応。ストリートビューでのVR体験もできる。
11月にスレートと呼ばれる濃いシルバーのモデル79ドルで発売予定。追って、SnowとCrimson色も追加投入される。