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WSLでUbuntu 16.04をサポートするWindows 10プレビュー版「14936」がリリース

 米Microsoftは28日(現地時間)、Windows 10 Insider Previewの新ビルド「14936」をPCおよびモバイル向けにFast ringで配信を開始した。

 今回のアップデート内容は小規模で、バグフィックスが主となる。修正されたバグとしては、「設定」でタブキーが機能しない問題や、一部の環境においてネットワークの切り替えでエクスプローラーがクラッシュしてしまう問題などある。

 なお、Build 14936にアップデートした際に、ネットワークフォルダに登録しているNASやホームサーバーなどのネットワークデバイスが消えてしまっている可能性があるという。これはセキュリティパッチのKB3178467の影響によるもので、再設定する必要がある。

 このほかのアップデートとしては、Linuxのプログラムを動かすためのWSL(Windows Subsystem for Linux)が近々来るアップデートでUbuntu 14.04(Trusty)からUbuntu 16.04(Xenial)に更新予定とのこと。これにより新しいインスタンスが利用できるようになるが、自動アップグレードは行なわれないので、ユーザーがdo-release-upgradeコマンドを実行する必要がある。