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ジャイロで操作する“世界最軽量”を謳うウェアラブルマウス「Zono」
~不随意運動などの症状にも対応
2016年9月26日 12:47
テクノツール株式会社は、フィンランドQuha製ウェアラブルマウス「Zono (TQ-20)」を発売した。価格は90,720円。
ジャイロセンサーを利用したウェアラブルマウスで、ベルクロ式バンドやヘッドバンドといったオプション品を使用し、頭や手足など、ユーザーが最も動かしやすい場所に装着することが可能。
本体はマッチ箱とほぼ同じサイズの小型設計で、重量は23gと、世界最軽量のマウスを謳う。
ポインタの感度調整や、一定時間動きを止めると左クリックする「オートクリック」、振戦や不随意運動の影響を抑える「震え補正」といった機能を備え、頸髄損傷や神経難病、脳性麻痺など、さまざまな症状のユーザーでも使用可能であるとしている。
製品には充電用ケーブルやスイッチ用2股ソケット、USBレシーバが付属する。無線接続は2.45GHz帯で行なわれ、約10mまで通信可能。
対応機種はWindows/Mac/Androidなど。iOS端末は非対応。バッテリはリチウムポリマーで、連続動作時間は約30時間。
本体サイズは59×33×15mm(幅×奥行き×高さ)。
なお、テクノツールでは、自治体が行なう「日常生活用具給付事業」の「情報・通信支援用具」として、製品購入時に公費給付が受けられる場合があるとしている。