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HP、スピーカー一体型のデスクトップPC

~スタックして機能追加できる小型デスクトップも

 米Microsoftは31日(現地時間)、米HPがデスクトップPC 2製品を新たに投入すると発表した。製品を紹介したブログではHP製品ページへのリンクが用意されているが、9月1日(日本時間)の15時現在、HP Pavilion Waveの製品情報にアクセスできない。

 1つ目はスピーカー一体型のデスクトップPC「HP Pavilion Wave」。上から見た時におにぎりのように見える独特な三角形フォルムの天板部分に、スピーカーおよび360度に音が広がるパラボリックリフレクタを装備し、部屋中どこでも音楽を楽しむことができるという。また、Cortanaの音声認識に最適化したデュアルマイクを備える。

 CPUは最高でクアッドコアの第6世代Core i7を搭載。また、最大2TBのHDD、オプションで128GBのSSD、および最大16GBのDDR4メモリを搭載。オプションでRadeon R9 m470ディスクリートGPUも搭載可能としている。米国では9月23日に発売され、価格は549.99ドルから。

HP Pavilion Waveの利用イメージ
HP Elite Slice

 2つ目は、Acerの「Aspire Revo Build」のように機能拡張モジュールを重ねて拡張できる小型デスクトップ「HP Elite Slice」。マットブラックと光沢のある銅のアクセントを持つ外観が特徴。

 ただAspire Revo BuildはPC本体上部にモジュールを載せていくのに対し、本製品はモジュールの上にPCを載せる形となる。オプションでスタックできる拡張モジュールは光学ドライブ、Bang & Olufsen製360度スピーカーなどとなっている。

 搭載するCPUは35Wの第6世代Core i7で、ユニークな360度デュアルファン、およびヒートパイプリングなどを搭載。インターフェイスは有線LAN、無線LAN、HDMI、DisplayPortなどを搭載する。

 本体サイズは約165.1×165.1×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.04kg。米国では9月中に発売され、価格は699ドルより。オプションで非接触充電対応の天板が用意され、こちらは2017年上半期中に出荷予定。

モジュールを重ねたところ