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AMD、2016年Q2の売上高は前年同期比9%増の10億2,700万ドルに

 米AMDは21日(現地時間)、2016年第2四半期の決算を公開した。米国会計基準(GAAP)による売上高は前年同期比9%増の10億2,700万ドルとなり、セミカスタムSoCの好調な販売が牽引した。

 営業損失は800万ドル(前年同期は1億3,700万円)、純利益は6,900万ドル(前年同期比は純損失1億8,100万ドル)、1株当たりの利益は0.08ドル(前年同期比は損失0.17ドル)となった。AMDは利益が確保できた理由の1つとして、ジョイントベンチャー南通富士通微電子の貢献を挙げている。

 コンピューティング&グラフィックス部門の売上高は前年同期比15%増の4億3,500万ドルで、ノートPC用プロセッサとGPUが利益を上げた。エンタープライズおよび組み込み関連部門は売上高で同5%増の5億9,200万ドルとなり、冒頭で述べたセミカスタムSoCの販売が良い影響を与えたとしている。