ニュース
NVIDIA、最上位Pascalビデオカード「TITAN X」を突如公開
~120億トランジスタを集積、CUDAコア3,584基
2016年7月22日 12:17
米NVIDIAは21日(現地時間)、公式サイト上にPascalアーキテクチャを採用した最上位ビデオカード「TITAN X」を発表した。米国およびヨーロッパでの発売は8月2日で、価格は1,200米ドル。アジアにももうすぐ投入される。
Maxwellアーキテクチャの「GeForce TITAN X」とは異なり、製品名から「GeForce」が完全に消えた。アーキテクチャはPascalで、メモリに10Gbps駆動のGDDR5Xを12GB搭載することから、ディープラーニング向けのTesla P100とも差別化されていることが分かる。
120億トランジスタを集積し、CUDAコアは3,584基で、ベースクロックは1,417MHz、Boostクロックは1,531MHz、FP32性能は11TFLOPSに達する。メモリのバス幅384bitで、メモリバンド幅は480GB/s。
インターフェイスはDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b、Dual Link DVI。2スロット占有で、カード電力は250W。PCI Express補助電源は8ピン+6ピン。