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NVIDIA、最上位Pascalビデオカード「TITAN X」を突如公開

~120億トランジスタを集積、CUDAコア3,584基

TITAN X

 米NVIDIAは21日(現地時間)、公式サイト上にPascalアーキテクチャを採用した最上位ビデオカード「TITAN X」を発表した。米国およびヨーロッパでの発売は8月2日で、価格は1,200米ドル。アジアにももうすぐ投入される。

 Maxwellアーキテクチャの「GeForce TITAN X」とは異なり、製品名から「GeForce」が完全に消えた。アーキテクチャはPascalで、メモリに10Gbps駆動のGDDR5Xを12GB搭載することから、ディープラーニング向けのTesla P100とも差別化されていることが分かる。

 120億トランジスタを集積し、CUDAコアは3,584基で、ベースクロックは1,417MHz、Boostクロックは1,531MHz、FP32性能は11TFLOPSに達する。メモリのバス幅384bitで、メモリバンド幅は480GB/s。

 インターフェイスはDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b、Dual Link DVI。2スロット占有で、カード電力は250W。PCI Express補助電源は8ピン+6ピン。