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各社、GeForce GTX 1060搭載のオリジナルクーラー採用ビデオカードを発売
~税別3万円台前半から
2016年7月19日 22:00
Pascalアーキテクチャ採用のGPU「GeForce GTX 1060」の29日22時発売解禁に合わせ、各社よりオリジナルクーラー採用のGeForce GTX 1060搭載ビデオカードが発売された。
発売を開始したのはMSI、GIGABYTE、玄人志向、Palit、ZOTACの5メーカーで、税別店頭予想価格は3万円前後からの見込み。
製品の違いは搭載クーラーとコアクロックで、全てメモリにはGDDR5 6GBメモリを搭載する。
MSI
MSIは、MSI独自のデュアルファンクーラー「TWIN FROZR VI」を採用した「GeForce GTX 1060 GAMING X 6G」を発売。税別店頭予想価格は36,800円の見込み。
コアクロックはベース1,592MHz/ブースト1,809MHz、メモリクロックは8,100MHz相当。電源は8ピン。出力はDVI-D、HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4×3を備える。カード長は277mmで、重量は1,017g。
またMSIは、デュアルファンクーラー搭載の「GeForce GTX 1060 6GT OC」も、同3万円前後で近日発売予定としている。
GIGABYTE/玄人志向
CFD販売株式会社は、GIGABYTE製の「GV-N1060G1 GAMING-6GD」および、オリジナルの「GF-GTX1060-6GB/OC/DF」を発売した。税別店頭予想価格はそれぞれ37,000円前後、33,000円前後の見込み。
GV-N1060G1 GAMING-6GDは、GIGABYTEオリジナルクーラー「WINDFORCE 2X」を搭載、GF-GTX1060-6GB/OC/DFはGALAX製のデュアルファンクーラー搭載の製品。
GV-N1060G1 GAMING-6GDのコアクロックは、OCモード時がベースクロック1,620MHz/ブースト1,847MHz、ゲーミングモード時がベース1,594MHz/ブースト1,809MHzで、メモリクロックは8,008MHz。出力はDVI-D、HDMI、DisplayPort×3を備える。
GF-GTX1060-6GB/OC/DFのコアクロックはベース1,544MHz/ブースト1,759MHzで、メモリクロックは8,008MHz。出力はDVI-D×2、HDMI、DisplayPortを備える。
Palit
ドスパラは、Palit製の「NE51060015J9-1060D」を発売した。税別店頭予想価格は32,750円。
NE51060015J9-1060Dは、Palitオリジナルのデュアルファンクーラーを搭載した製品。
GF-GTX1060-6GB/OC/DFのコアクロックはベース1,506MHz/ブースト1,708MHzで、メモリクロックは8,000MHz。電源は6ピンで、出力はデュアルリンクDVI、HDMI、DisplayPort×3を備える。ボード長は252mm。
ZOTAC
株式会社アスクは、ZOTAC製「GeForce GTX 1060 6GB Single Fan」、「GeForce GTX 1060 6GB AMP Edition」の2製品を発売。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格はそれぞれ32,800円、34,800円。
GeForce GTX 1060 6GB Single Fanはシングルファンクーラー搭載で、ショート基板を採用し、約174mmというカード長が特徴。GeForce GTX 1060 6GB AMP Editionは、デュアルファンを備えたZOTACのオリジナルクーラー「IceStorm」を搭載し、アイドル時/低負荷時にファンを停止させる「FREEZE」機能をサポートする。
GeForce GTX 1060 6GB Single Fanのコアクロックはベース1,506MHz/ブースト1,708MHzで、メモリクロックは8,000MHz。カード長は174mm。
GeForce GTX 1060 6GB AMP Editionのコアクロックはベース1,556MHz/ブースト1,771MHzで、メモリクロックは8,000MHz。カード長は210mm。
ともに電源は6ピンで、出力はDVI-D、HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4×3を備える。