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3DMarkにDX12ベンチ「Time Spy」が追加

~完全版利用にはAdvanced版所有者も別途9.99ドル必要

3DMarkに加わったDirectX 12用ベンチマーク「Time Spy」

 フィンランドFuturemarkは、グラフィックスベンチマークソフトの「3DMark」にDirectX 12用ベンチマーク「Time Spy」を加えたアップデート版の配布を開始した。

 Time SpyはWindows 10で動作する3DMark初のDirectX 12対応ベンチマークで、新APIをサポートし、グラフィックスとコンピュートタスクをGPUから非同期で実行できるAsynchronous Computeといった新しい機能を組み込んでいるのが特徴。

 無償版の3DMark Basic Editionでも利用でき、現在アップデートが配布されている。有料版の3DMark Advanced Editionを所有しているユーザーに関しては、2016年7月14日以前に購入していた場合、Basic Editionと同じ扱いでTime Spyのストレステストや設定のカスタマイズができない。完全版を利用するには別途9.99ドル(Steamでの国内価格は980円)で購入する必要がある。

 なお、現在FuturemarkはTime Spyアップグレードのセールを行なっており、4.99ドル(同490円)で購入可能。

 3DMark Advanced Edition自体の価格も29.99ドルから9.99ドル(同992円)に値下げされている。

GRAPHICS TEST 1
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