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MSI、VR対応のQuadro M5500を搭載した17.3型モバイルワークステーション
2016年6月17日 00:00
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、GPUにQuadro M5500を搭載したVR開発環境向けモバイルワークステーション「WT72 6QN」シリーズ2モデルを17日に発売する。価格はオープンプライス。
ラインナップおよび税別店頭予想価格は、Core i7-6820HK(2.7GHz)/1,920×1,080ドット(フルHD)液晶搭載の「WT72 6QN-214JP」が60万円前後、Core i7-6920HQ(2.9GHz)/3,840×2,160ドット(4K)液晶搭載の「WT72 6QN-215JP」が66万円前後の見込み。
VRコンテンツの開発に好適とするハイエンドのQuadro M5500(8GB)を搭載。同GPUはMaxwellアーキテクチャを採用したモバイルワークステーション向けモデルで、CUDAコア数は2,048基、メモリバス幅は256bit、メモリ帯域は211GB/secなどとなっている。4月のGTCで公開され、その時WT72シリーズも合わせて紹介されていた。
WT72 6QN-214JPはsRGBカバー率が100%のTRRUE COLORテクノロジー搭載広視野角フルHDパネル、WT72 6QN-215JPはIPSレベルの広視野角4Kパネルを搭載。いずれもNVM Express準拠の256GB SSD(RAID 0)と1TB HDDのデュアルストレージ構成となっている。
そのほかの主な仕様は、メモリ32GB、Intel CM236チップセット、BDドライブ、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。
インターフェイスは、SDカードスロット、USB 3.0×6、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、Gigabit Ethernet、HDMI出力、Mini DisplayPort、音声入出力などを備える。
バッテリは9セル/7,500mAhのリチウムイオンで、駆動時間は2時間31分。本体サイズは428×294×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.78kg。ACアダプタは230W。