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ASUS、約20cm四方の小型PC/ベアボーン

~ベアボーンは2.5インチベイを4基搭載

“VivoMini”VC65-G108Z/VC65-G107Z

 ASUSは、フットプリントが20×20cm以下の小型PCおよびベアボーンキット「VivoMini VC65」シリーズを6月17日より順次発売する。価格は全てオープンプライス。

 LGA1151ソケットの35W CPUを搭載しながら、197.5×196.3×61.9mm(幅×奥行き×高さ)の小型筐体を実現した製品。静音設計を採用するほか、付属のマウントを使えば、VESA規格のネジ穴を搭載する液晶ディスプレイの背面に取り付けられる。全モデル重量は約2.2kg。

PC完成品

 PC完成品は「VC65-G108Z」と「VC65-G107Z」の2モデル。いずれも発売は6月17日。スマートフォンやタブレットを本体のキーボード/マウスとして使える「Remote GO!」ソフトウェアが利用可能。さらに、AndroidのキャストやiOS(iOS 8まで)のAirPlayに対応する「HyStream」ソフトウェアを搭載。Android/iOSデバイスの動画を無線LAN経由で本製品に接続したディスプレイやTVに出力できる。

 VC65-G108Zの主な仕様は、CPUにCore i5-6400T(2.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 10 Homeを搭載し、店頭予想価格は86,000円前後の見込み。

 VC65-G107ZはCPUをPentium G4400T、メモリを4GBに減らし、店頭予想価格は62,500円前後の見込み。

 インターフェイスはSDカードスロット、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI出力、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、シリアルポート、音声入出力などを備える。

本体背面

ベアボーンキット

VC65R-G052M

 ベアボーンは「VC65R-G052M」の1モデル。CPUはCore i5-6400Tを搭載するが、メモリ(DDR3L-1600)およびストレージ、光学ドライブ、OSは別売り。また、各種ソフトウェアも非搭載となっている。店頭予想価格は57,000円前後で、発売は7月8日。

 インターフェイスはSDカードスロット、USB 3.0×6、、HDMI出力、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、シリアルポート、音声入出力などを備える。

 2.5インチベイを4基搭載し、大容量ストレージを構築できる。

2.5インチベイを4基備える
本体背面