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ディラック、小型ケースに最適なThermalright製CPUクーラー

Macho 120 SBM

【お詫びと訂正】初出時に、異なる写真を掲載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。

 株式会社ディラックは、Thermalright製のCPUクーラー「Macho 120 SBM」を17日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は6,700円前後の見込み。

 Macho 120 Rev.Aの小型版として生まれた120mmファン搭載のサイドフロー型CPUクーラーで、ヒートシンクの奥行きを約16mm縮小。幅は10mm拡張されているものの、その分ヒートシンク全体への気流量をほぼ同じに保ち、冷却性能を維持した。これにより、Mini-ITXやmicroATXケースで運用に好適としている。

 縮小化により、CPU周辺部品との干渉が起きにくくなり、高さのあるヒートスプレッダを装着したメモリやハイエンドビデオカードの搭載に余裕ができたという。

 CPU接触部のベースは銅製で5本の6mm径ヒートパイプを連結。ヒートシンクのフィンには空気が溜まりにくい複数の空気孔が設けられており、効果的に放熱できるとする。また、ヒートシンク中央の楕円形のエアダクターにより、ヒートシンク内で発生した乱流をスムーズな気流に変えるという特性も謳っている。

 対応ソケットは、IntelがLGA115x/1366/2011/2011-V3、AMDはAM2(+)/AM3(+)/FM1/FM2(+)。

 搭載ファンは、120mm径のものが1基で、回転数は300~1,300rpm。騒音値21~33dBA、風量は12.88~55.81CFMとなる。

 本体サイズは130×86×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は560g(ファン除く)。