やじうまミニレビュー

エレコム「AD-CDPBK」

〜USB Type-CをDisplayPortに変換するアダプタ

やじうまミニレビューは、1つ持っておくと便利なPC周りのグッズや、ちょっとしたガジェットなど幅広いジャンルの製品を試して紹介するコーナーです。
エレコム「AD-CDPBK」

 モバイル向けのノートや2in1などでは、映像出力端子としてUSB Type-C/Thunderbolt 3ポートを搭載する製品が少しずつ増えてきている。これらのコネクタはMini DisplayPortよりも厚みを減らすことができ、薄型筐体の設計に都合が良いのは間違いない。リバーシブルコネクタであることも、地味ながら使い勝手を向上させている。

 筆者が昨年(2015年)末に仕事用に購入したデルのNew XPS 13にもUSB 3.1 Type-C兼Thunderbolt 3のポートが1基実装されており、DisplayPort機能によって4K/60pの出力を可能としている。昔から筆者は会社でノートPCから外部ディスプレイに画面出力して仕事をしているので、ノートPCが変わるたびにインターフェイスに合わせてアダプタを変えてきた。そして今回、USB Type-C→DisplayPort変換アダプタが必要になり、エレコムの「AD-CDPBK」を購入したわけだ。

 AD-CDPBKの価格をAmazon.co.jpで調べると4,030円(執筆時点)、参考価格の9,580円から58%オフとなっている。確か筆者が昨年買った時は5,000円以上はしていたような気がするので、かなり値下がりしているようだ。ちなみにその時はUSB Type-C→DisplayPort変換アダプタにAD-CDPBK以外の選択肢がなかったが、現在ではこれよりも安い海外メーカー製の類似品も出ている。

 AD-CDPBKは一般的なディスプレイ変換アダプタと同じく、ケーブルと差し込み口側のコネクタが一体となったデザインを採用している。本体サイズは60.2×25.4×12mm(幅×奥行き×高さ、ケーブル含まず)。ケーブル長は10cmと短い。ケーブル部分は3重シールドで、プラグには金メッキ処理が施されている。デザインは至ってシンプルだが、安っぽい印象はない。

ケーブルは曲げても真っ直ぐに戻ろうとする
DisplayPort側
USB Type-C側

 さて、こうしてこの記事を書いている今まさに、筆者はAD-CDPBKを使用し、XPS 13からWQHDディスプレイへと画面を出力している。動作はまったく問題ない。2,560×1,440ドットの解像度をリフレッシュレート60Hzで表示できている。念のため4Kディスプレイにも出力してみたが、こちらも60Hzで表示されていることを確認した。

 使用するPCのコネクタの出来にもよるだろうが、USB Type-Cが勝手に緩んで抜けてしまうようなことは一度も起きていない。ちょっと強い力が加わったら抜けてしまうが、ノートPCを定位置で使用するなら心配はいらないだろう。

USB Type-C/Thunderbolt 3ポート
本製品接続時

 最安というわけではなく、ディスプレイ変換アダプタの中でも高額クラスの製品ではあるが、国内メーカーによるサポートが受けられる安心感はある。姉妹品としてUSB Type-CからHDMIに変換する「AD-CHDMIBK」も販売されているので、DisplayPortがないディスプレイを使用しているならこちらを検討してみてもよいだろう。

(中村 真司)