西川和久の不定期コラム

ThinkPadの新ラインナップ! 「レノボ ThinkPad Edge 13"」



ThinkPad Edge 13"

 前回は、筆者の長年使用しているThinkPad X31の後釜と言う視点から、ThinkPad X100eをご紹介したが、今回は同時に発表のあったThinkPad Edge 13"をテストしたい。新たに作られた“Edge”という別ラインナップとは言え、X100eと価格帯も近く非常に気になる存在だ。仕上がり具合も興味津々。早速レポートをお届けする。


●新ラインナップ「Edge 13"」の仕様

 ThinkPadは、いろいろなシリーズラインナップが存在している。同社のダイレクトショップを眺めると、「SL」、「R」、「T」、「X」、「X Tablet」、「W」があり、そして今回新たに「Edge」が追加された。

 このEdgeシリーズのキャッチコピーは「ベーシック・ノートブック」。位置づけ的には、エントリー・ノートブックのSLシリーズと、スタンダード・ノートブックのRシリーズとの間に入っている。中小企業向けに低価格で、そしてシンプルで多くの顧客をターゲットにしつつも、ThinkPad品質を追求したというコンセプトだ。

 前回のX100eと同じく、AMDのCPUとチップセットを使っているが、大きな違いは、デュアルコアのTurion Neo X2 L625(1.60GHz/L2 キャッシュ 1MB/TDP 18W)もしくはAthlon Neo X2 L325(1.50GHz/L2 キャッシュ 512KB/TDP 18W)を搭載、13.3型の液晶パネル(光沢)、HDMI出力あり、そしてパネルサイズに伴いボディの大型化となるだろうか。今回手元に届いたマシンのスペックは以下の通りだ。

【表】ThinkPad Edge 13"の仕様
CPU AMD Turion Neo X2 L625(1.60GHz/L2 キャッシュ 1MB)
チップセット AMD M780G
メモリ 2GB/PC2-5300 DDR2×1(2スロット/空き1、最大4GB)
HDD 320GB
OS Windows 7 Home Premium(64bit)
ディスプレイ 13.3型TFT液晶LEDバックライト(光沢)、1,366×768ドット、チップセット内蔵Radeon HD 3200、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力
ネットワーク Gigabit Ethernet(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、IEEE802.11/b/g/n、Bluetooth(V2.1+EDR)
その他 USB 2.0×3(内1つはpowered)、Webカメラ、5in1カードリーダー、ヘッドフォン・マイク・コンボジャック、モノラルマイク
サイズ/重量  322×228×14〜30mm(幅×奥行き×高さ)/約1.64kg
バッテリ/駆動時間  4セルバッテリ/約3.4時間

 CPUは同じAMD NeoでもデュアルコアのNeo X2だ。X100eでCPUのバランスがイマイチと書いたが、Edge 13"に関しては問題無いと思われる。この点については後半に検証したい。GPUは、同じくチップセットAMD 780Gに内蔵しているRadeon HD 3200。DirectX 10対応、そして動画支援機構がありフルHDも再生できる。今回はアナログRGB出力だけではなく、HDMI出力も搭載。カラーバリエーションは「グロッシー・ブラック」と「グロッシー・レッド」の2色のみだ。

 細かい部分としては、液晶パネルはグレア(光沢)になった。また、カードリーダは5in1だ。天板も光沢タイプ。この辺りは、最近のノートPCの流行がそのまま入った印象を受ける。標準バッテリは4セルだ。液晶パネルの大型化、そしてCPUのTDPアップで、消費電力が上がったためと、ボディの大型化により4セル搭載可能なのが3セルではない理由だと思われる。加えてオプションパーツで6セルバッテリも用意されている。

 またEdge 13"は、AMDの「VISION Pro」にもいち早く対応している。これはビジネス向けのトータルプラットフォームで、3Dアクセラレーションを使ったプレゼン、HDMI出力を使ったマルチディスプレイ、GPGPUによる動画変換など、ビジネス環境で増えてきているビジュアルアプリケーション支援の総合環境的な意味合いを持っている。もちろん昨今ホビーでも、3Dアクセラレーション、マルチディスプレイ、GPGPUはもう必要条件だ。ビジネスに限った話ではないだろう。

 現在、ダイレクトショップでは仕様が決められている4タイプのみの発売であり、CPUやHDDの容量、Bluetooth/Wi-Fiの有無、OSの種類などをBTOで選択することはできない。

 まず色違いでスペックの同じ2モデル。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版、AMD Turion Neo X2 Dual-Core L625、HDD 320GBの「01975FJ」と「01974XJ」。残る2モデルは、グロッシー・ブラックのみ、AMD Athlon Neo X2 Dual-Core L325、OSはWindows 7 Professional 32bit版、HDD 250GBの「019756J」とMicrosoft Office Personal 2007搭載した「01975AJ」となる。Wi-FiとBluetoothに関しては全て標準搭載だ。価格はMicrosoft Office Personal 2007搭載モデル以外は全て79,800円。

 ところでこのモデル構成はちょっと不思議な設定になっている。CPUは1.6GHzでキャッシュの大きいTurion Neo X2 Dual-Core L625にOSが64bit版のHomeでHDDの容量は320GB。ところがProfessonal搭載機は、1.5GHzでキャッシュ512KBのAthlon Neo X2 Dual-Core L325と、先のモデルよりランクが下がり、HDDの容量も250GBと小さくなっている。しかもOSは32bit版だ。多分、OSのライセンス費用が、Professonalの方が高くなるため、その分、CPUとHDDのコストを抑え、結果的に全て同じ価格になる仕様としたのだろう。

 ただ一般的にはHomeよりProfessonalを使いたいユーザーは、CPUもHDDも上のランクが欲しいと思われる上、32bit版だけと言うのも妙な話だ。是非、CPUとHDD、そしてOSに関しては、BTOで選択可能にして欲しい。

強烈に赤い天板。ここにあるThinkPadのロゴのiの点にLEDが仕込まれている 本体正面。斜め下に向いているステレオスピーカーがある以外なにも無い。HDDアクセスランプなどが無いのは気になるところ 本体底面。5本のネジを外すと簡単に内部にアクセスでき、HDDやメモリの追加や交換も簡単だ
左側面。ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、Gigabit Ethernet、USB 2.0×1(powered)がある ファンクションキーの刻印が赤になっている。また機能キーと[Fn]キーのコンビネーションが、従来のThinkPadと逆。更に[PrtSc]キーが右[Alt]キーの横に独立してある 右側面。5in1カードリーダ、ヘッドフォン、USB 2.0×2、電源入力と並ぶ
キーピッチは実測で約20mm。個人的には19mmの方がこの手のノートPCは入力しやすい バッテリ、ACアダプタ。4セル標準バッテリの重量は248g。ACアダプタはX100eと同じ65Wタイプだ 重量は実測で1,674g。バランスがいいので持った時、意外と軽く感じる
ThinkPad X31との比較。奥行きはほぼ同じであるが、幅がかなり大きいことが分かる。高さは若干低い。これだけサイズが違うとX31の後釜と言うのは難しい 光るThinkPadのiの点。電源ON時に点灯、スリープ時には点滅となる。ちょっとした遊び心が見える わざと指紋を付けたところ。さすがに光沢タイプの天板は指紋あとがはっきりと残り、いつもピカピカにしたい気分となる

 このThinkPad Edge 13"もX100e同様、発表時に仕様などはわかっていたので、「質感」や「キータッチ」そして「X100eとの違い」がとても気になっていた。価格も量販店モデルだとたった1万円程度の差しかない。

 まずボディの質感であるが、マットな感じのX100eとは真逆で、最近流行っている光沢の天板、周囲にはシルバーの枠、そして、パームレストなど黒い部分はマットな感じに仕上がっている。ただし、このシルバーの枠や黒のマットな部分はX100eより若干プラスチックっぽい。今回届いたのは「グロッシー・レッド」。写真をご覧頂ければ分かると思うが、強烈な赤だ。また天板とパームレストの“ThinkPad”のロゴのiの上の点の部分は、赤いLEDが仕込まれており、電源ONの時には点灯、スタンバイ時はゆっくり点滅している。

 デザインも含め好みの問題もあるだろうが、「地味なX100e」に対して「派手なEdge 13"」と言うのが第一印象だ。従来のThinkPadのイメージからは少し離れてしまうものの、こんなThinkPadも筆者的にはありだと思う。

 重量は標準の4セルバッテリ搭載時で実測1,674g。X31の1.64kgとほぼ同じであるが、フットプリントが大きい分、Edge 13"の方が持った時に軽く感じる。バランスは前後左右ほぼ均等で、どこかに偏って重いことはない。

 液晶パネルは、13.3インチHD TFT液晶LEDバックライト、光沢ありだ。映り込みはあるのだが、発色はX100eと比較して圧倒的にEdge 13"の方が良い。地味でくすんだ感じのするX100eの液晶パネルとは対照的で、明るくハイコントラスト、全ての色にパンチがあり、写真を見ても動画を観ても十分見栄し楽しめる。更に工場出荷状態で、これだけ色バランスが整っているのは珍しい。

 ただこの色は長時間事務処理系の操作をすると眼が疲れそうな雰囲気もあるため、結果的にどちらがいいかはケースバイケースだろう。また、11.6型と13.3型で解像度は同じ1,366×768ドット。ドットピッチ的に後者の方が若干文字は大きく見える。

 キーボードは、X100e同様、ThinkPad固有の7段から6段へ変更された。またアイソレーション・キーボードだ。これらの変更点は、ThinkPadとしては大きい違いであるものの、そこはThinkPad、キータッチは抜群だ。ただ幅が広がった分、かなり強く中央近辺のキーを押さえ込むと少したわんでしまうが、通常のオペレーションでは全く問題無い。キーピッチは約20mmとなっている。個人的にノートPCのキーピッチ20mmはどうも幅が広くて扱い辛く、19mmが調度いい。たった1mmの違いであるが、意外にこの差は大きかったりする。ちなみにThinkPad X31もキーピッチは約19mmだ。X100eを触ってX31の後釜に欲しいと思ったのもこの辺りの事情がある。

 さて、キーボードはX100eとEdge 13"で大きな違いがある。それはファンクションキーの機能と[PrtSc]キーの位置だ。X100eや一般的なThinkPadのファンクションキーは、[Fn]キー+該当するファンクションキーで、例えばボリューム調整、画面の明るさなどの、機能キーとなる。しかしEdge 13"は、逆で、そのままファンクションキーを押すと機能キー、[Fn]キーとのコンビネーションで普通の[F1]〜[F12]キーとなる。この設定はBIOSのKeyboardで逆にできるものの、昔ながらのThinkPadユーザーには受けが悪いように思える。また、キートップも青の刻印ではなく赤くなっている。[PrtSc]キーに関しては、X100eや他のThinkPadはファンクションキーと同列、しかしEdge 13"は、なぜか右側[Alt]キーの横に独立してある。どちらも違和感を覚えるので、他のThinkPadと同じに戻して欲しいところだ。

 トラックポイントやタッチパッドもThinkPadそのもの。非常に使いやすい。ただ筆者の手を置く位置が悪いのか、親指の付け根の部分がたまにタッチパッドに触れてしまい、意図しないマウスの動きとなってしまうことがあった。この点はトラックポイント好きは通常タッチパッドはOFFにして使っていると思うので問題ないと思うが、できれば店頭などで確認した方がいいだろう。

 ノイズや熱に関してはボディが大きい分、X100eよりも良くなっている。但し、左側のCPUがあると思われる部分は逆側と比較すると暖かい。

 音質に関しては、X100eと比較してバランス的にシャリシャリと高域寄りだ。もう少し低域のボリューム感も欲しいところ。しかし、音量はかなり出る。音楽を聴くにしても、動画を観るにしても迫力不足にはならない。

 以上のように、X100eと比較した場合は一長一短。個人的な好みによっても、どちらがいいか意見が別れることが多そうだ。質感に関しても大きくなった分、若干プラスチックっぽい雰囲気が目立つ格好となっている。

●Windows 7は64bit版

 今回手元に届いたThinkPad Edge 13"は、Windows 7 Home Premiumの64bit版を搭載している。CPUは、デュアルコアのAMD Turion Neo X2 L625(1.60GHz/L2 キャッシュ1MB)、メモリは2GBだ。X100eは、OSは32bitのみ、CPUはシングルコアのAthlon Neoプロセッサ MV-40 1.6GHz(L2 キャッシュ512KB)と、同じメモリを2GB搭載していてもこの差は結構大きい。CPUクロック数は同じなので、速度的に劇的な違いは無いものの、Windows 7の場合、裏でいろいろなプロセスが動いているので、デュアルコアの方が、アプリケーションを動かした時の反応が良い。

 もちろんThinkPad Edge 13"は、同社が独自に開発/チューニングした、Windows 7向けにシステムを最適化する技術「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」に対応している。スタンバイや休止状態からの復帰などは速い。ただし、X100eの時に書いた、復帰時、画面に戻るのは速いが、ポインティングデバイスが動くようようになるまで少し間があくという癖は同じだ。この点については、今後のチューニングに期待したいところだ。

起動時のデスクトップ。タスクバーのアイコンを小さくしても、Access Connectionsなどは変化せず、結果タスクバーの高さは変わらなくなってしまう HDDは富士通MJA2320BH(5,400rpm/8MB)が使われていた HDDのパーテーション。OSが使うパーテーションはCドライブのみの約280GB

 起動時のデスクトップなど、ソフトウェアの構成は、X100eと同じ。「ハードディスク・アクティブプロテクション・システム」など、ハードウェア的に対応できる部分に付いては「ThinkVantage」が機能する。画面キャプチャは、基本的にThinkPad X100eと同じものであるが、全く同じでも面白くないので、できるだけ違う画面にしている。

 デスクトップの画面キャプチャは、X100eの時に書いた「タスクバーの設定で小さいアイコンを使うにしても、Access Connectionsなどが小さくならず、結果的に高さが変わらない」件を再現したものだ。この点についても修正をお願いしたい。

UltraNav Lenovo ThinkVantage Tools Lenovo ThinkVantage Toolbox
ThinkVantageハードディスク・アクティブプロテクション・システム Access Connections 省電力マネージャー

 Windows エクスペリエンス インデックスは、シングルコアのX100eと比較して面白い結果となった。総合 3.1(3.1)。CPU 4.2(3.1)、メモリ 4.9(4.9)、グラフィックス 3.1(3.4)、ゲーム用グラフィックス 4.5(4.8)、プライマリハードディスク 5.8(5.9)。カッコ内がX100eの値なのだが、総合は同じ3.1。ただし、X100eはCPU、Edge 13"はグラフィックスがその対象になっている。

 CPUに関してはX100eが3.1に対してEdge 13"は4.2。これはデュアルコア、そしてキャッシュの512MBか1MBの差になるだろう。OSが32bitか64bitかの違いもある。結果を見る限り、AMD M780Gチップセットを使ったPCの場合は、現状32bitの方が速いのかも知れない。CrystalMarkのALUとFPUの値はX100eのほぼ倍になっている。CULVのCeleron SU2300といい勝負だ。また今回は、OGLも画面がチラつくこともなく動いていたので、正常な値になっているはずだ。

 バッテリに関しては、省電力マネージャーで「マックス・バッテリ・ライフ」を選択、キーストローク出力/ON、Web巡回/ON、WiFi/ONでのBBenchの結果だ。バッテリの残5%で8,755秒(2.4時間)だった。カタログスペックが4セルで約3.4時間なので、それなりの値になっている。ただ持ち歩くには少し不安の残るバッテリ駆動時間とも言える。場合によっては6セルも用意したい。

Windows エクスペリエンス インデックスは総合3.1。CPU 4.2、メモリ 4.9、グラフィックス 3.1、ゲーム用グラフィックス 4.5、プライマリハードディスク 5.8 CrystalMark。シングルコアのX100eと比較して、ALUとFPUの値がほぼ倍になっている。やはり今時のノートPCとしては、この程度の値が欲しい BBench。省電力マネージャーで「マックス・バッテリ・ライフ」を選択、キーストローク出力/ON、Web巡回/ON、WiFi/ONでの結果。バッテリの残5%で8,755秒(2.4時間)

 メモリ2GBと4GBの違いもチェックしたところ、Windows エクスペリエンス インデックスは総合 3.2(3.1)。CPU 4.2(4.2)、メモリ 5.8(4.9)、グラフィックス 3.2(3.1)、ゲーム用グラフィックス 4.5(4.5)、プライマリハードディスク 5.8(5.8)。カッコ内がメモリ2GBシングルチャンネル作動時の値であるが、メモリが0.9ポイントも上昇。グラフィックスも0.1上がっている。デュアルチャンネル作動時の差がX100eより、その違いが大きく現れているのがわかる。また、メモリが多い分、OSの動きに余裕ができるため、全体の動きとしてもスムーズになる。

 CrystalMarkに関してもメモリが関連する項目の値が上がっている。この数値なら、CULVのCore 2 Duo SU9400比較して多少凸凹はあるものの、結構良いライバル関係にあると言えよう。

メモリ4GB搭載時のWindows エクスペリエンス インデックス。総合3.2。CPU 4.2、メモリ 5.8、グラフィックス 3.2、ゲーム用グラフィックス 4.5、プライマリハードディスク 5.8 メモリ4GB搭載時のCrystalMark。メモリ及びグラフィックス関連が軒並みあがっている。デュアルチャンネル作動の効果は結構ありそうだ YouTubeのHTML5モードを使ったHD動画の再生。この方法だと、ダイレクトにチップセット内蔵Radeon HD 3200の動画支援機構を使うことができる。HD動画を再生してもCPU使用率も半分ほどだ

 YouTubeのHD動画は、デュアルコアのTurion Neo X2 L625でも、そのまま再生するとCPUの使用率が100%になりコマ落ちする。コア数が増えてもCPUクロックは同じなので、仕方のないところだ。ハードウェア・アクセラレーションが使えるFlashPlayer 10.1にすれば半分程度までCPU使用率が落ちる。

 また最近YouTubeは、HTML5のvideoタグによる配信テストもはじめたので、この機能を使えばFlashPlayerを10.1にしなくても、チップセット内蔵ATI Radeon HD 3200の動画支援機構が使える。対応しているブラウザ、Google Chrome、Safari 4.x、IE with Chrome Frame installedで、http://www.youtube.com/html5をアクセスし、この機能を有効化。後は普通にYouTubeすればOKだ。動画ロード中のアニメーションにHTML5の文字が見えるので、実際動いているかどうかも直ぐにわかる。

 ただこの機能はまだテスト中ということもあり、全画面表示が行なえないなど機能制限があるものの、今後が楽しみである。

 もちろんTurion Neo X2 L625は、AMD-Vにも対応している。ただし、BIOSの標準設定はAMD-V無効になっているので、有効に切り替えれば、XP Modeなどを利用できる。デュアルコアのCPUなので、X100eよりは快適に動くだろう。

 ThinkPad X100eとThinkPad Edge 13"を続けて使った感想であるが、X100eの方が従来のThinkPadにより近い感じだ。既に存在しているX型番を割当てているのもうなずける。対してThinkPad Edge 13"は、これまでに無い新しいノートPCをThinkPad基準で作ったと言う印象が強い。従ってEdgeという新しいラインナップとなったのだろう。

 個人的には気に入っている部分もあるし、イマイチと思っている部分もある。このプラスマイナスについては、人それぞれで基準が違うため、評価はいろいろ分かれそうな雰囲気だ。いずれにしてもこの新しいEdgeシリーズ、今後更にモデルが増えていくことを期待したい。

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