勝又 楓Presents ガールズ ガジェ活♪
バッテリ内蔵で背負って使えるZOTAC製VR対応PC「ZOTAC VR GO」
~HTC ViveでVRにも挑戦
2017年1月12日 06:00
勝又楓と申します。PC Watchで、最新PCやガジェットを体験し、紹介するコーナーを担当させていただくことになりました。普段は、ライトな目的でMacBook Proを使っている程度ですが、20代女性の視点で、最新PCに触れてみた率直な感想などをお届けしたいと思います。よろしくお願いいたします。
「ZOTAC VR GO」の特徴と主な仕様
今回ご紹介する、ZOTACの「ZOTAC VR GO」は、ショルダーストラップを付けて、リュックサックのように背負いながら使えるVR向けのデスクトップPCです。デスクトップPCでありながら、バッテリも内蔵しており、ケーブルの制約を気にすることなく使えるのが特徴です。
バッテリ駆動時間は2時間で、2つバッテリが同梱されるので、最大約4時間、連続して使うことができます。もちろん、電源ケーブルを繋いで、据え置きで使うことも可能です。
主な仕様はCPUが4コア、2.8GHz駆動のCore i7-6700T、メモリはDDR4を16GB、ストレージはSSD 240GB、そしてGPUにはGeForce GTX 1070を搭載という高性能なもので、ハイエンドなVRゲームもスムーズに動かせます。
インターフェイスとしては、USB 3.0が6基、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Gigabit Ethernetが2基、DisplayPort 1.3が2基、HDMI 2.0が3基、SDXC対応カードリーダ、音声入出力などを装備。また、HMD用のDC12V出力×2も備えています。
本体サイズは270x410x76mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.9kg(バッテリパック含む)。税別店頭予想価格は30万円台となっています。
インプレッション
若杉: まず、デスクトップPCとして見た時、この大きさは女の子的にどうですか?
楓: 正面から見ると、大きいなと思ったんですけど、意外に横はスリムなので、収納する分には、場所はとらないのかなと思います。
若杉: デザインはどう思いますか?
楓: 黒いのは格好いいんですけど、女の子の部屋に置くにはちょっと重いですかねぇ。
若杉: もうちょっと明るい色が欲しいと。
楓: 白とかでも全然いいと思います。ピンクがあったら最高ですね(笑)。
若杉: そして最大の特徴の1つである、ショルダーストラップで背負えるという点。さっき実際に、楓ちゃんに背負ってもらったんですが、背負ってみてどうでしたか?
楓: 意外に軽かったです。ランドセルを背負ってるような懐かしい感じでした(笑)。お腹の前にもベルトがあるので、動いても不安定にならず、ゲームで動いても大丈夫だなと思いました。
若杉: こちらは「VR GO」という名前からも分かるように、VRに特化したマシンなんですけど、楓ちゃんはVRを実際に使ったこと、体験したことはありますか?
楓: ないです。
若杉: せっかくなので、実際にこれを使って、今日はVRを体験してもらいたいと思います。
と言うことで、実際に楓ちゃんにHTCのVR HMD「Vive」を装着してもらいました。装備した感想はどうですか?
楓: そんなに重いという感じはしないです。
若杉: 女の子でも大丈夫と。
楓: はい、問題なく動けます。
若杉: では、楓ちゃんにGoogle EarthでVRの世界の中で簡単な旅行を体験してもらいたいと思います。
楓: わー、すごい! ここに富士山があります!
若杉: これはランドマークというデモで、世界のランドマークを巡ることができます。どうですか?
楓: すごいです。360度どこを見ても、きれいな景色しかないです! 触れないのが惜しいですねぇ。
若杉: Google EarthはCGっぽさがありますが、もう少し進化すれば、自宅にいながら、現実に近い旅行体験ができるようになりますね。
次は、NVIDIAのVR Funhouseを体験してもらいます。これは遊園地のアトラクションで遊べるというアプリです。まず、左下にボールがあるので、それをコントローラで手を伸ばして、トリガーを引いて掴んでみてください。それを的に向かって投げてください。
なかなか、当たらないですね。運動は苦手な方ですか?(笑)
楓: 大の苦手ですね(笑)。
若杉: お、今回は当たりましたね。あとは、片手でバット、もう片手でボールを持って打つこともできます。
別のアトラクションも試しましょう。これは、水鉄砲からインクを飛ばして的に当て、風船を割るというものです。
楓: おお! 風船が破裂してインクがこっちに飛んできたりして、臨場感ありますね。
エクササイズアプリにうってつけ
若杉: 実際にZOTAC VR GOとHTC Viveを体験してもらいましたが、どうでしたか?
楓: 重くないので、動きやすくて、何より臨場感がすごくて、やばいですね! びっくりしました! 上見ても、下見ても、横見ても、全部その世界の景色なので。
若杉: 本当に自分がそこにいる感覚を味わえますよね。
楓: これ女性としては、エクササイズとか、世界旅行とかのアプリがあれば、大人気になると思います。
若杉: 本体の値段が30万円、Viveがまた10万円ほどするので、若い女性にはちょっと値段は高いですが、それを抜きにすれば、楽しめますか?
楓: はい、魅力的な商品だと思います。
以上、今回はZOTAC VR GOを紹介させていただきました!