勝又 楓Presents ガールズ ガジェ活♪

バッテリ内蔵で背負って使えるZOTAC製VR対応PC「ZOTAC VR GO」

~HTC ViveでVRにも挑戦

 勝又楓と申します。PC Watchで、最新PCやガジェットを体験し、紹介するコーナーを担当させていただくことになりました。普段は、ライトな目的でMacBook Proを使っている程度ですが、20代女性の視点で、最新PCに触れてみた率直な感想などをお届けしたいと思います。よろしくお願いいたします。

「ZOTAC VR GO」の特徴と主な仕様

 今回ご紹介する、ZOTACの「ZOTAC VR GO」は、ショルダーストラップを付けて、リュックサックのように背負いながら使えるVR向けのデスクトップPCです。デスクトップPCでありながら、バッテリも内蔵しており、ケーブルの制約を気にすることなく使えるのが特徴です。

 バッテリ駆動時間は2時間で、2つバッテリが同梱されるので、最大約4時間、連続して使うことができます。もちろん、電源ケーブルを繋いで、据え置きで使うことも可能です。

 主な仕様はCPUが4コア、2.8GHz駆動のCore i7-6700T、メモリはDDR4を16GB、ストレージはSSD 240GB、そしてGPUにはGeForce GTX 1070を搭載という高性能なもので、ハイエンドなVRゲームもスムーズに動かせます。

 インターフェイスとしては、USB 3.0が6基、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Gigabit Ethernetが2基、DisplayPort 1.3が2基、HDMI 2.0が3基、SDXC対応カードリーダ、音声入出力などを装備。また、HMD用のDC12V出力×2も備えています。

 本体サイズは270x410x76mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.9kg(バッテリパック含む)。税別店頭予想価格は30万円台となっています。

ZOTAC VR GO
本体下部の両側面にバッテリを内蔵可能
バッテリは付属の充電器で充電
本体上部に、HMD専用のインターフェイスを備えるので、外部にケーブルが伸びない
側面のインターフェイス
裏面のネジを開けると、メモリやストレージなどにアクセス可能。ただし、交換すると保証対象外に

インプレッション

若杉: まず、デスクトップPCとして見た時、この大きさは女の子的にどうですか?

: 正面から見ると、大きいなと思ったんですけど、意外に横はスリムなので、収納する分には、場所はとらないのかなと思います。

女性が持つと、この程度の大きさ

若杉: デザインはどう思いますか?

: 黒いのは格好いいんですけど、女の子の部屋に置くにはちょっと重いですかねぇ。

若杉: もうちょっと明るい色が欲しいと。

: 白とかでも全然いいと思います。ピンクがあったら最高ですね(笑)。

若杉: そして最大の特徴の1つである、ショルダーストラップで背負えるという点。さっき実際に、楓ちゃんに背負ってもらったんですが、背負ってみてどうでしたか?

: 意外に軽かったです。ランドセルを背負ってるような懐かしい感じでした(笑)。お腹の前にもベルトがあるので、動いても不安定にならず、ゲームで動いても大丈夫だなと思いました。

ショルダーストラップを付けたところ
このように背負える

若杉: こちらは「VR GO」という名前からも分かるように、VRに特化したマシンなんですけど、楓ちゃんはVRを実際に使ったこと、体験したことはありますか?

: ないです。

若杉: せっかくなので、実際にこれを使って、今日はVRを体験してもらいたいと思います。

 と言うことで、実際に楓ちゃんにHTCのVR HMD「Vive」を装着してもらいました。装備した感想はどうですか?

: そんなに重いという感じはしないです。

ZOTAC VR GOとHTC Viveを装備

若杉: 女の子でも大丈夫と。

: はい、問題なく動けます。

若杉: では、楓ちゃんにGoogle EarthでVRの世界の中で簡単な旅行を体験してもらいたいと思います。

: わー、すごい! ここに富士山があります!

若杉: これはランドマークというデモで、世界のランドマークを巡ることができます。どうですか?

: すごいです。360度どこを見ても、きれいな景色しかないです! 触れないのが惜しいですねぇ。

若杉: Google EarthはCGっぽさがありますが、もう少し進化すれば、自宅にいながら、現実に近い旅行体験ができるようになりますね。

 次は、NVIDIAのVR Funhouseを体験してもらいます。これは遊園地のアトラクションで遊べるというアプリです。まず、左下にボールがあるので、それをコントローラで手を伸ばして、トリガーを引いて掴んでみてください。それを的に向かって投げてください。

 なかなか、当たらないですね。運動は苦手な方ですか?(笑)

: 大の苦手ですね(笑)。

若杉: お、今回は当たりましたね。あとは、片手でバット、もう片手でボールを持って打つこともできます。

 別のアトラクションも試しましょう。これは、水鉄砲からインクを飛ばして的に当て、風船を割るというものです。

: おお! 風船が破裂してインクがこっちに飛んできたりして、臨場感ありますね。

エクササイズアプリにうってつけ

若杉: 実際にZOTAC VR GOとHTC Viveを体験してもらいましたが、どうでしたか?

: 重くないので、動きやすくて、何より臨場感がすごくて、やばいですね! びっくりしました! 上見ても、下見ても、横見ても、全部その世界の景色なので。

若杉: 本当に自分がそこにいる感覚を味わえますよね。

: これ女性としては、エクササイズとか、世界旅行とかのアプリがあれば、大人気になると思います。

若杉: 本体の値段が30万円、Viveがまた10万円ほどするので、若い女性にはちょっと値段は高いですが、それを抜きにすれば、楽しめますか?

: はい、魅力的な商品だと思います。

 以上、今回はZOTAC VR GOを紹介させていただきました!

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勝又 楓

MC・タレント。平成5年生まれ。静岡県出身。 学生時代の朗読経験とミスコン出場の経験を経て、MC・タレントとして活動中。 最近の夢は、スマートフォンを2台持ちすること。

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写真: 安田 剛